''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

湯漬けのすすめ

湯漬けというのご存知ですか?
お茶漬けではありません。お湯をかけただけのご飯です。
戦国時代にも、戦場ではこれを食していました。
日々の生活でも、大半が湯漬けだ聞いています。

今のように白米でなく玄米だったので、多少食べずらかったのかもしれませんし、すぐに食べられて便利だったのかもしれません。
当時は、日に二食が普通でしたから、支配階級の武士はたっぷり食べたんでしょうね。
身分の差はあれ、食事は質素で保存の効く塩辛いものが、多かったのも要因かもしれません。

武士や庶民だけでなく、お公家さんも夏場は、水飯(すいはん)とよばれる炊き立てのご飯を冷まし、冷水に入れた冷水飯を食していました。

歴史はさておき、私が湯漬けが好きなのは単に「うまい」からです。
お花見のご馳走に胃袋は、疲れていませんか?
すこしダイエットで油を控えるならおすすめです。
夜食に持って来いですよ。

私はあまりお茶漬けをしません。
茶の味にご飯が負けてしまうような気がするからです。
いざお茶漬けといっても、家庭では永谷園のお茶漬けの素を利用されていませんか? 
うなづいている方多いでしょう。

でもあのお茶漬けの素、一膳のご飯とその量のバランス取れていないと思うんですよね。
ですから、半分使う。そういう方多いと思います。

でも、本来の湯漬けは、ご飯(冷ご飯)にお湯かけるだけです。
米本来の味を楽しめます。しかし、すこし味気ない気もします。

お供を付けます。
お奨めは、’澳魁↓∈布の佃煮、G鮑擇猟卻(すこしムラサキ垂らして下さい)です。
この他に何でもお好きなものでいいです。冷蔵庫にありますよね。
鯛の刺身とか、キャビアのマロッソとかあるものでいいです。
(一度でいいから言ってみたかったんです)

鮭のフレークとか、明太子とか、おかかもグーです。昨日の残り物でいいんです。
少し塩分がある方が合うと思います。
中に入れて混ぜても、口の中でハーモニーを楽しんでも各々楽しめます。
でも、シンプルですが、私のベストチョイスは理に適っていますよ。
すぐに手に入りますし、好き嫌いも少ないですしね。万人向きです。

冷ご飯を頂くのもこの季節がベストです。夏場は傷みやすいですし、冬場はご飯が冷たすぎます。
それでも温かいのがお好きな方は、湯切りして使って下さい。
インスタント焼きそばの湯切りと同じです。
先に湯を入れ一度捨ててから、お湯入れ直すとあたたかいです。

またご飯のぬめり取れます。
鍋の雑炊作るときもご飯一度水洗いされる仕上がりがいいです。
あまりお薦めしませんがレンジを使うのもありです。

できれば電子ジャーで保存する方法を使わずに、冷ご飯作ってするとなかなか通(ツウ)です。
よーく沸騰したお湯使って下さい。

大きめの器を使って後は無心にかき込むだけです。
以外に食べられる、いやご飯の味がはっきりすると思います。

ご飯はあつあつが美味しい思い込んでいませんか?
田舎ものの農家出の私から言えば、ご飯には色々あります。
あつあつが美味しいもの、冷めた冷ご飯が美味しいもの、両方美味しいもの、両方とももう一つのものがあります。

このなかで一番ご飯の味がいいのは、冷めても美味しいご飯です。
弁当のご飯がおいしい。おにぎりのご飯がおいしい。
冷めたご飯の味は格別です。その味の差は歴然です。

あつあつのご飯はそれだけで美味しく感じます。
おかずも味が濃いとくれば、ご飯本来の味はわかりにくいものです。
おいしい塩むすび食べて下さい。海苔も何にもない塩むすび、美味いです。

米はシャリともいいます。銀シャリとか言います。
つまり、仏舎利(ぶつしゃり)です。ほとけ様の骨です。
尊くもあり、生きる糧(かて)です。
一粒一粒のうまみのエッセンスです。

それだけにご飯自体の美味しさを分かる機会を一度試してください。

今日も元気でご飯頂けた事に「感謝」です。
一日送らせてもらえることに「感謝」です。