''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

おかげさまです。

日本語にいろいろ素敵な言葉があります。
「おかげさまです」もなんとも良い言葉です。
何に対しておかげさまですのか、外国人にはそのニュアンスが伝わりくいです。

何もしていなくても、おかげさまです。
いえいえ、何かに気遣って下さった事に対して、その気遣いに対しておかげさまですというのでしょう。

でずか、物事を謙虚に生きるのは美徳を感じます。
物事をやることに、やってやっているのか、やらせてもらっているのか、気持ちの持ちようが違います。

たとえば、マスコミでちょっと有名になった店に興味を引かれて足を運んだとしましょう。

満員で忙しそうになると店員もイライラします。それでも、丁寧に接して下さった店はまた足を運びます。しかし、忙しいからとお客を煩雑に扱う店は多いはずです。こんな店には行きません。

こっちは客だと横柄なお客も多いです。
お金を出せばなんでもありの世界ではありません。客は客としての品格が必要です。

店も来て頂いているという謙虚な姿勢と気持が必要です。

忙しくお店が繁盛するのは、やはり、多くの人に愛されるからです。このとき自ずと「おかげさま」ですという気持が出るはずです。

経営者ならまだしも従業員ににもその気持を求めるのはなかなか難しいです。

しかし、押しも押されぬ超高級料亭も不誠実なことをすると閉店します。ここに働く従業員もいなくなるわけです。回り回って自分に返って来るわけです。ですから、暇なときより適当に忙しいときの方が働いていても楽しいです。

気持ちよく接して気持ちよく気持を返してもらったときほど、嬉しいものはありません。お客さんに「ごちそうさま。ありがとう」と初めて言って貰った時の気持は今も残るものです。

立場は違っても、正しく「おかげさまです」を実感できます。

謙虚に一歩引いて歩くといろんなものが見えます。
自我が出てしまえば周りは見せません。醜い自分に出会えなければ、反省はありません。

我が身を振り返ってみたとき、恥じない自分でありたいです。
そこには「おかげさまです」と言う謙虚と感謝の気持が必要です。

ちょっと忘れそうになることがあります。置き忘れていませんか?
日本語の良さに触れると気遣いに触れます。気持の持ちようで大きく分かります。
生きてるわけじゃなく、生かされていることに気づきます。

最後まで読んで下さってありがとさんです。
暑さ厳しい折、心穏やかにお過ごし下さい。