''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

釜飯の誘惑

この前の休みの日に例のダイヤモンドを見に行った帰り、さすがに朝から何も食べていなかったので京都駅を通るといつも気になっていたお店があります。釜飯を売り物にしているお店です。店舗で頂けます。駅売りの峠の釜飯駅弁ではありません。

子供の頃、母が釜飯を作ってくれました。例の釜飯の陶器で一人前をコンロで仕上げて炊きます。あの容器も1,2回なら実際に使うことが出来ます。よく釜の下の水分を拭いていないと釜自体が割れてしまいます。注意が必要です。

最近はそうした陶器や金属の釜を扱うお店もあります。なかなかのお値段ですね。何度もやるならこれもいいですが、なかなか手間です。お店で食べればいいですよ。河原町には有名な釜飯の店もあります。そこは夜しか営業していません。

というわけで、京都駅の1Fにある店にいざ突入です。
和のテイストの落ち着いたお店です。みなさん釜飯食べたいます。
私もカロリーに気をつけながら、東山御膳なるものをオーダーです。

ちっょと書類に目を通したかったので、釜飯にしたのもあります。時間がかかることはある手程度「がってんしょうちの助」です。書類に目を通すこと3分で「お待ちどうさま」とお運びさんが到着です。

期待は裏切られました。作り置きかよって気持ちです。
世の中とは、こうしたものです。さもありなん。
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釜飯、豆腐サラダ、茶碗蒸し、赤出汁、香の物です。
何が東山なのか意味不明です。
京都の駅周辺のお店では、商品に京都の地名に由来するものが多いです。どの店でも、嵯峨、東山、伏見、祇園、大原などのネーミングが入ります。京都らしいです。商品の味やイメージとは結びつきません。あしからずです。
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小さいお茶碗に2膳分ぐらいの量です。たけのこ、人参、絹さや、鮭、ホタテなどが具材としてトッピングしてあります。

温かいですけど、「最初によく混ぜてください」とのことです。ちいさん宮島で混ぜ混ぜです。釜が熱いのでちっょと注意です。釜の中はテフロン加工されています。すぐ出せるように、ある程度保温されていて、最後に仕上げに釜だけコンロにかけたようです。一応焦げ目はありました。もう少し香ばしさを期待していましたが、こんなものですよ。味付けも薄い目です。

久しぶりの茶碗蒸しにささやかな喜び感じながらの完食、終了です。今回はお約束のアルコールはオーダーしませんでした。
久しぶりの釜飯なかなか美味しかったですが、オーダーして「ヘイお待ち」の企業モラルにいつもの名前出しはないです。

いいお店に行くと、「ちょっとお時間かかりますけど、よろしおすか?」の京言葉、待つ待つ、いつまでも待つわの「あみん」状態です。その間に、何か小鉢で日本酒を手酌酒です。

コートの襟を立て、窓の降る雪をじっと眺める・・・・妄想です。
雪も降っていませんし、コートも着ていません。
八代亜紀の演歌も流れていません。

勝手な妄想です。

そうこうしていると30分ぐらいはすぐに立ってしまいます。
熱々を木のスプーンで頂く、口の中は皮がめくれて痛痛です。
これを少しだけ期待した私が浅はかでした。
でも味付けはなかなかで、ウマかったことはお伝えします。

まだ、時間もあるし、電車が目の前に止まっています。あと5分で出発するので、乗ることにします。電車によること2分程で「東福寺」の声に途中下車です。やっぱり東山御膳だけに東山の散歩の旅に続きます。

秋の休日、天気もいいし、お出かけしました。お腹も満たしています。
いい休日が過ごせたことにありがたいと感謝の気持ちでいっぱいです。

最後までお付き合い下さいましてありがとさんです。