''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

寒い夜には、ふぐ鍋(てっちり)のご馳走にて 

お題「ささやかな幸せ」

寒い夜には温かいモノがご馳走です。 

週末スーパーの特売の記事を見て嫁が今夜はこれにすると宣言です。 

それは何かと尋ねたら「ふぐ鍋(てっちり)」です。

 

この時期に、スーパーの特売の意図を推測すると、オミクロン感染で新年会の予測が外れたと言う事でしょう。 

その為、養殖のふぐが手堅い出荷に踏み切ったと読んでいます。 

 

河豚汁や 鯛もあるのに 無分別 

有名な芭蕉の俳句です。 

 

五十にて 河豚の味を 知る夜かな 

河豚食わぬ 奴には見せな 不二(富士)の山 

有名な一茶の俳句です。 

 

対極する俳句です。 

でも、美味いポン酢があっての更なる美味さです。 

 

我が家でも、ポン酢苦手の6歳児ゆうゆうが、ポン酢にふぐを付けて食べさせると、「もう少し食べる」って、ポン酢好き、ふぐ好きになって行きます。 

 

スーとパー特売の身欠きのふぐを、私が出刃庖丁で、食べよい大きさにしました。 

それを大きめの皿に盛り付けた図です。 

 

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白菜とネギは必要です。 

キノコも必要です。 

シイタケとシメジを入れました。 

豆腐も必要です。 

人参は、千鳥に型抜きしました。 

 

ふぐは1匹分です。 (身、アラ、皮、口も含みます)

特売価格の2,980円(税抜き)です。 

親子3人で食べるには、ちょうどの量です。 

さらに、葛切りを入れています。 

 

昆布出汁をふんだんに使っています。 

出汁も昆布とふぐの旨味がマシマシになっています。 

白菜も豆腐もキノコも美味いです。 

 

愛用の鍋も、嫁の戦利品、堀場の鍋です。(あれやがな。あの堀場やがな) 

名前が入っています。(特注品ですね。) 

 

我が家では、鍋には幾つかの鍋を使いまわしていますが、ふぐ鍋(てっちり)には、これです。 

土鍋もいいですが、雑味が出ます。 

〇鍋みたいに、すっぽんばかりをコークスの高熱で使い続けていると、水を入れただけでも、すっぽんの出汁が出来ます。 

 

雑味を避けるために、堀場のステンレス製の鍋です。(知らんけど) 

鍋に名前が印刷されていますので、それを見る度に、「アッシー、ありがとさん」って言う感じです。 

 

寒い時に、好きなもと言えば、「鍋」と答えて、トンチンカンな事を言いながら、笑いにするのは、いとしこいし師匠 漫才「ジンギスカン鍋」「わたしの好物」です。 

 

鍋の身を食べると言うボケがいいですね。 

「生きている間がイノシシ、死んだ戒名がボタン」 

牡丹鍋も美味いです。 

郷里の父母と当時住んでいた京都の中間点「丹波篠山」で、風呂に入って牡丹鍋をよく食べました。 

20年前から時々食べましたね。 

懐かしいです。 

 

漫才の方は、ジンギスカン鍋ですね。 

私も、ジンギスカンが好きですよ。 

戒名が、ラムやマトンですね。(笑) 

 

ボタンやジンギスカンより好きな鍋の魚の具材が、ふぐ(てっちり)ですよ。 

鯛ちりも鰤しゃぶも美味いし、カニも美味い。 

でも、なべの横綱は、ふぐ鍋(てっちり)ですね。 

雑炊の美味さなら、同じ横綱のすっぽんですから、雑味がある分、私は東の横綱のふぐです。 

 

ふぐ鍋と言えば、吉朝さんの落語「ふぐ鍋」は思い出します。 

関西では、昔から身欠きのふぐがありましたので、家でもふぐ鍋(てっちり)食べられます。 

変なふぐを食べて当たったのが、落語「らくだ」(関西では、「らくだの葬れん(葬式)」)です。 

主人公のらくだは、最初から死んでいますので、出て来ません。 

不思議な落語です。 

 

元気な時の六代目笑福亭松鶴が、キレキレの大阪弁が心地よいです。 

晩年の松鶴ではありませんよ。 

最後の、千日前の火屋(冷)のオチは、現状では難しいです。 

 

てっちりなら、ヒレ酒が呑みたくなります。 

美味いです。 

ふぐ鍋(てっちり)は、幸せ感じます。 

ありがたいことです。 

 

親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。               

ありがたいことです。             

             

ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。               

ありがたいことです。               

               

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。               

神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。               

ありがたいと感謝です。               

               

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