母の日があって、父の日があって、印象の少し薄い父の日にも、ささやかな祝いの膳がありました。
嫁が80歳半ば過ぎの父にも、父の日のプレゼントをしてくれました。
ありがたいことです。
いろいろあって、入退院を繰り返している最中の健康に不安も募る父ですが、孫娘の電話には元気よく受け答えしてくれます。
いつものように祝いの膳を作るのは、私の担務です。
祝いの膳は、我が家の定番の手巻き寿司になりました。
嫁の希望です。
6歳児も大好きです。
我が家の手巻き寿司は、紆余曲折の末に、コスパと満足度とのバランスの妙を得ました。
今回は、定番+穴子バージョンになりました。
定番の具材とは、だし巻き玉子、胡瓜、大葉(サラダ菜等)、サーモンです。
我が家のゴールデン比率です。
もちろん、マヨネーズも付けるといいかもです。
今回は、この定番と穴子が乗りました。
嫁が穴子が食べたいと言ったので、手巻きにしてもいいし、にぎりにしてもいいし、酢めしに乗せて食べてもいいし、いろいろな可能性も残して、写真では手巻きの中に、盛っています。
写真の映えの為に盛り盛りに盛っていますが、これなら、巻いて食べる時に、食べにくいサイズになっています。
祝いの禅の為に、朱塗りの盆に品よく鎮座しています。
ネタ晴らしも必要です。
サーモンと胡瓜、胡瓜と穴子、だし巻きと胡瓜の選択になりますね。
もちろん、私は大葉を添えます。
サーモンと胡瓜には、マヨネーズを盛ります。
家で食べる手巻き寿司は、いろいろと試行錯誤がありましたよ。
やはり、マグロがあればいいし、海老があればいいし、いろいろとやりましたが、我が家で行きついたのは、このゴールデンセットです。
値段も安いです。
家族3人なら、サーモンは、500~700円位の冊を買って来て、私が柳刃で刺身に落してます。
大き過ぎず、小さ過ぎず、手巻きの大きさが決まっています。
だし巻き玉子は、卵4つを割って、出汁を入れてるサイズ感です。
出汁も市販の白出汁です。
味の上でも、失敗しにくいですね。
上品なだし巻き玉子になります。
焼きのは、岳父愛用の銅板の玉子焼き器です。
油を敷いて、奥から手前に返すやり方です。
京都風なら、手前から奥に返します。
錦市場の三木鶏卵とかの映像が、テレビ番組でもよく公開されていますね。
卵も出汁もいい品を使っていますから、あんな味にはなりませんが、家で食べるには、十二分過ぎるだし巻きを提供しています。
6歳児ゆうゆうが最初に食べるのは、だし巻きです。
卵4つと出汁で焼き上げて、す巻きにとって、8貫落しにしています。
8つしか用意していません。
もちろん、どうしても手巻きにだし巻き玉子入れたいなら、もっと焼いてもいいですが、飾り切りにしてハーフにしていいです。
ただ、我が家の場合には、8つでちょうどの量なんです。
胡瓜は、1本を、長いモノなら、3つに横に切り、それを6つに割ります。
種が多いモノなら、種を取れ除きますが、家ですから、ケースバイケースで、適当にやっています。
今回は、種を取りましたよ。
大葉も大きなものは、1/2にカットして使っています。
味より香りがいいですね。
とりあえず、酢めしは家で直前に2合炊いたものです。
米と海苔の費用を除いてたら、今回の材料の費用は1000円以下ですね。
いつものは穴子を入れないので、700円位でしょうかね。
内訳は、サーモンが今回500円位、胡瓜1本で50円位、卵が4つで80円位、大葉は1袋90円で使ったのは1/3で30円、穴子は300円位ですね。(作り手の父の愛、プライスレスです。)
これなら、コスパのいい、手頃なご馳走になります。
海苔は、嫁が少しだけ上等の海苔をストックしていますので、それを使っています。
手巻き寿司に、海苔は重要です。
今回の米は、従兄が送ってくれた低農薬の上等のお米を使いました。
日本酒も頂きました。
ささやかな祝いの膳になりました。
ありかだいとこです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。