先日のスーパーで、筍が売られていました。
すると、7歳児ゆうゆうは、嫁に筍を買ってよって言いました。
私も嫁も「えぇ?」て感じでしたね。
筍ごはん作ってと言うのです。
毎年、この時期には、毎夜毎夜の筍三昧が続いたものです。
嫁の職場で、筍が採れていたんです。
山の中の職場です。(資材管理センターなので、本当に山の中です)
竹藪が敷地内にあって、そこで筍が採れます。
筍掘るのは面白いので、男性の社員さん楽しみにして掘ってくれるようです。
でも、嫁の居る社員さんでも、筍の下処理に疲れるので、持って帰らず、かといって独身の男性が、そんな料理もするはずもなく、嫁に持って帰っていいよって、毎夜毎夜の筍三昧でした。
今年は、裏年で、1度だけ頂いただけです。
持って帰って来た筍を下処理して、冷蔵庫に入ってるのを、私が調理担当します。
若竹煮、筑前煮、炒め物、そして、最終兵器の炊き込みごはんです。
山盛りの筍だらけの筍ごはんを、毎年この時期に週2回は作っていた記憶です。
ですから、この時期になると、7歳児ゆうゆうも、筍ごはんがないと寂しいみたいです。
ここ4年間は、この時期は、我が家は筍三昧でしたね。
もちろん、小さな娘にも、筍ごはんを食べさせていました。
若竹煮も、食べさせていました。
てつきり、好きでも嫌いでもないと思っていしまたが、今年嫁の職場から筍の持ち帰りがないとなると、娘が急に筍ごはんと言ったのには、夫婦して驚きました。
一応、この時期なので、冷蔵庫にはワカメが用意してあります。
若竹煮でも、ワカメと筍の吸い物でも、何でも用意できます。
旬の筍は、美味いですからね。
この時期しか食べられないと思うと食べられます。
ゆうゆうは、子供の嫌いなモノには、反応しません。
人参大好き、胡瓜大好き、ピーマンも食べますし、一時苦手だったのは、青唐くらいでしたね。
辛い物が苦手です。
とは言え、ジャワカレーの辛口も食べます。
あえて辛口使ってカレーも作りませんが、普通のカレーの中に混じって買って来た時は、出したことがあるくらいです。
「からいいけど、たべる」といいのが本音でしたね。(笑)
今年は、筍が採れないので、ホッとしていましたが、この時期の筍の入っ炊き込みごはんの味は忘れられません。
諸物価高騰の折、筍を外して、冷蔵庫の掃除を兼ねての具沢山の炊き込みごはんを作ることにしました。
大根、人参、揚げさん、じゃこ天、鶏肉、舞茸、蒟蒻等ですね。
てんこ盛りに具沢山にして、アサヒ軽金属の圧力鍋で、20分ほどで出来ありです。
加熱時間は、10分もありません。
鍋内の圧力が下がるまでの時間を入れても、すぐに熱々の食べられます。
味付けは、白出汁、酒、摺り下ろし生姜たっぷり入れて、牡蠣醤油を入れて、焚き上げます。
炊きあがって、圧力鍋の蓋を開けた瞬間に、出汁の香りと、じゃこ天の香りと、生姜の香りが、3つの香りのパァフュームです。(「ワンルーム・ディスコ」状態ですよ)
圧力鍋の香りが凝縮しています。
それが、蓋を開けた瞬間に、それこそ、我が家のビックバーンです。
玄関まで、香りが充満したと思います。
鶏肉も、下準備のタレと摺り下ろした生姜と酒に漬けていました。
臭みも全然ない状態で、香りが充満です。
揚げさんの香りも、舞茸の香りもしっかりしています。
出汁の味が、強いです。
我が家はいっぱい食べますので、5合炊いてくれました。(ちょっと多いかも)
朝に炊き込みご飯炊きましたが、昼餉は、この炊き込みごはんのおにぎりと、玉子とじの細うどんと言う組み合わせでした。
最高でしたね。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。