何やら宅配便がやって来ました。
嫁宛に届いた冷要蔵の少し重い箱です。
この温度と箱の雰囲気は、この時期ですから、あれです。
去年も届いたような気がします。
まさに、プリマハムから届いた賂みたいなやつですよね。
「お主も、悪よの」
「お代官様ほどではございません」
そんな会話が聞こえるようなものではありません。
あれですよ。
不労所得の現品ですよ。
あれしてこれして、貰える奴です。
賞味期間も長いので、お節やオードブル用です。
いろいろと助かります。
もしかしたら、年の瀬の年末にも、お節に使える付け届けが、気分やさん届くかもしれません。
去年も来ていました。
意外にお高い蒲鉾とか、諸物価高騰の折、助かりました。
匠と言えば、12月の赤穂浪士のネタふりにもなりそうです。
匠と言えば、赤穂の殿様、浅野内匠頭様です。
朝散大夫と言う朝廷から官位の従五位下もお持ちです。
城持大名です。
つまり、城主です。
領地もあって、城持でもある数少ない正真正銘の大名家です。
原因は不明ながら、精神的な病でしょう。
親戚筋にも、殿中で刃傷を起こした方も居られます。
不本意ながら、思慮の少ない不出来な御主君です。
身の起こした罪咎により、自身の切腹ならず、家臣やその家族が路頭迷います。
領民にも多くの被害を与えます。
百害あって一利なしです。
思慮分別がもう少しあればと、家臣の皆様が気の毒になります。
今もって、闇に隠れた事件です。
とは言え、そんな亡君の仇を討とうと、吉良家に討ち入りして、吉良の首級を上げたと言う真の武士の鑑と言う事になっています。
真実の程は分かりませんが、講談、浪曲、落語、歌舞伎や芝居などで、敵は吉良と決めつけられるストーリーが出上がっています。
吉良の殿様の名誉の為にも、吉良の殿様は名君です。
源氏の血筋であって、旗本でも特別な地位の高家筆頭の家柄です。
「金持ち喧嘩せず」で、身分の高い方程、何事にも用心されています。
最も恐ろしいのは、人の恨みや妬みです。
吉良の殿様は、死出の旅立ちの直前直後まで、何故命を狙われるのか、意味不明なまま旅立れました。
それこそ理不尽です。
何もかも闇の中です。
そんなこんなで、事件の300年以上先でも、映画やドラマになっています。
人間の琴線に触れる所があるんでしょうね。
私は、播州の産にして、赤穂浪士は大好きです。
それこそ、匠の膳も大好きです。
高級なハムは、美味いです。
8歳児のゆうゆうが狙っています。
年末年始までの我慢の子であった。(♪しとしとぴっちゃんしとびっちゃん~)
ほんに、ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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