''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

「白雲自去来」

2009年の年が明けました。
新年明けましておめでとうございます。
昨年はお世話になりました。
本年もささやかながら、マイペースで書き記します。
よろしくお願い申し上げます。

「青山元不動 白雲自去来」
(せいざんもとふどう はくうんみずからきょらいす)
という一対の下の句です。

禅語に出てきます。
茶席のお軸にかけられたりする言葉です。

意味は、言葉どおり雲は自ら動いていくものと言う意味です。その対の言葉として青い緑の山は動かないものと喩えです。今年は残念ながら大不況の年です。日本経済も大打撃を受けます。株価や円が乱高下しています。世界が混迷しているのが現実です。

何が起こっても不思議ではないそんな新年の始まりです。
縁起の悪いことを先に言えば、後は不愉快が薄くなります。
それほどに大不況が来ます。まだ、本上陸はしていません。
それでも、この不景気です。

でも、悪いことはそう続かないよという意味が「白雲自去来」という言葉です。

禅の言葉であるゆえに深いです。人の悩みの重みも人それぞれです。
その時々にアドバイスが禅語にあります。

新年は神社にお参りする方多いですが、仏教徒なら寺にお参りせよと申します。
御仏とご縁が頂けます。
禅語にも仏の知恵を授かることもあります。

「悪いこともそう続かない」そう思える気持ちのゆとりがあれば、大抵の事は耐えられます。体力があればの話です。自分で出来ることを怠らず精進できることはした上での話です。
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私はこの言葉好きでよく書きます。
年賀状の挨拶にも使います。
神聖な言葉に聞こえることすらあります。
そのためにも心のゆとりが必要不可欠です。

新年最初に悪いことを思い知れば後は苦労が薄くなりますよ。
禅の達人は時としてゲンの悪いことを言います。
ゲンが悪いとは、この後ゲンのいいことが続きますよと、意味を返せばこの上ないエールに感じます。

心静かにこの1年を過ごしたいものです。
感謝の気持ちも添えて下さい。
皆様にとってもより良い1年になりますようにお祈りいたします。
最後までありがとさんです。