''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

京都四条大橋から散策

京阪電車の駅名が「四条」から「祇園四条」に変わって少し経ちます。
京阪電車がまだ地上を走っていたのが懐かしく感じる世代です。
今、七条より三条まで川端通りがかつて京阪電車の軌道です。電車から鴨川が見えました。
その風景は懐かしい昭和の風景です。その頃は三条川端付近が三条駅でした。コンパに呑みつぶれて、三条駅の電車に「待って」と車掌さんに声をかけると、ほんの少しだけ待ってくれた情緒もありました。懐かしいです。その頃は三条が終点です。今は出町柳まで
つながっています。もちろん、今京阪電車は七条から出町柳まで地下を走っています。

その頃は、三条から最初の駅が四条です。京都一番の繁華街の入り口です。東には祇園が西には河原町と繁華街です。いろんな人々の表情がありました。仕事や学校に行く方、仕事や学校帰りの方、と目まぐるしい人の波が渦巻いていました。
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今は地下から登ってくると四条大橋の東の北端に「出雲の阿国」の銅像が立っています。
舞を踊る姿です。ここが「かぶき踊り」の最初の公演の地ですね。
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背を鴨川が流れています。お国の目線のちょうど正面に南座があります。
折りしも出し物は「出雲の阿国」です。(ねえ、ハピネスさん。)

歌舞伎と言いながら当時は女性が踊っていました。今は女性でなく男性が、より女性をデフォルメした女性を男性が演じます。
http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/0901/images/flier_s.jpg 

艶(つや)っぽいですね。艶(あで)やかとも言えるのでしょうか?
女性らしさより女性らしくした究極の女性のエッセンスです。
私はやっぱりこちらの銅像のお国の方が自然でいいでけどね。
芸とはすごいものです。ここに歌舞伎の原点があることも事実です。
多くの人がこの銅像には目にもしません。
京都もわかりつつあります。
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上の地図はどこの国のか分からないぐらいですね。
ハングル、中国語、英語といろんな国の言語が表記されています。
市内の観光地にも同じです。中国語、ハングルも同時に表記されています。
それだけアジアの中でも、古都「京都」のブランドがあります。
日本のエッセンスが詰まっているように感じるからでしょうね。
京都は古い物と新しいものが混在です。それが最新を採り入れ続けてきた生き残りの京都の姿があります。

錦市場ではJディビットカード使えたりします。Jディビットカードはクレジットカードでなく、自分の銀行カードで直接自分の口座から引き落としてもらえます。
現金は使わずに買い物が出来ます。漬物も買えます。市場のイメージと違いますね。クレジットカードで買い物はしたことがないのでそちらは分かりません。すべてではないにしても、出来ると思いますよ。

古いものと新しいものの上手に融和でしょうかね。いや共生かもしれません。
どちも相手を否定はしません。便利な方が生き残っていくだけです。自然淘汰ですね。
焼肉定食、いやいや弱肉強食ですね。そんな姿が京都にあるように思えます。
専門の研究者からすると別の結果が出るかも知れません。

何気ない散策に京都ほど楽しい場所はありません。
鴨川を歩いても楽しいし、知らない路地(ろーじ)に入るのも楽しいです。気をつけて下さいよ。個人宅への入り口と言うこともあります。職質を受けないようにして下さい。
細い通りもいくつもあります。この続きは明日にします。散策は続きますよ。

何気ない散策にも四季の移ろい、町の香り、巻き起こる冒険心が興味をくすぐります。
何も考えずに頭を空っぽにして散策するのは私にとって至福の時間の一つです。
とっても幸せですね。こんなところにも「よかった」を見つけることが出来ます。
ありがたいです。やっぱり「感謝の気持ち」を家に忘れずにカバンに入れて来てよかったです。邪魔にはなりませんし、荷物にもなりません。

最後までお付き合い下さいましてありがとさんです。
すこし、人通りのすくない京都の通の世界に誘います。