''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

鴨川散歩、松原橋より。

昨日の遅い昼餉に軽くビールと、ほろ酔いかげんです。
鴨川の川面が見える場所より、地上にあがります。

昼餉の場所から一番近い橋が松原橋です。
なんとないごく普通の橋です。
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しかし、そこが歴史の街、京都です。
ここは名前の通り、松原通り(東西のとおり)です。
♪丸竹夷に・・・姉三六角蛸錦・・高松万五条・・・・
「松」が松原通りです。

この道を東に行くと清水寺です。
六道の辻も名店焼きそば「おやじ」(日曜定休)もすぐ近くです。
西はと言うと結構先まで通じています。先の先まで行った事はありません。

もっと凄いのが、この松原通りが旧の五条通りになります。
こんなに道幅の道がと驚きます。
三条、四条、五条、七条と来て、何か足りません。

六条です。確かに六条も存在します。
それも「えー」という道幅です。路地という感じすらします。錦市場の感じですね。
でもあるのはあります。六条商店街というのもありますからね。
道の距離も短いです。途中に大きな寺院がありますので、実際はないにも等しいと感じるくらいです。

松原橋に戻って、ここは旧の五条通りと言うことは、そうこの橋が五条の橋です。
本当に平安時代に橋があったのか疑問はありますが、ここが牛若丸と弁慶の決戦の場です。
ここでご縁を得て、主従の交わりがありました。

ここから歴史が始まったのです。
武士の世の始まり、因縁の場所でもあります。
義経がいなければ、源氏の世になっていなかったかもしれません。
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橋の上からの風景です。
夏の風物詩の床が見えます。

奥に見える山は、比叡山です。
京の町の鬼門を守ります。
天台宗の総本山です。仏教の聖地でもあります。
ここから、多くの聖人が世に出ました。

そんな変わらぬ風景が今も変わらずあります。
鴨川の水の流れは、穏やかに流れています。
流れは変わらぬままです。
物言わぬ、歴史の傍観者でもあります。

散歩といいながら、知らず知らずに観光しています。
それが京都です。
歴史が散りばめられています。
それを知ると知らぬと関係なく、日常がそこにあります。

この道は清水寺に通じています。(長安には通じていません。でも長安を透る道です)
日々の生活の中で、何かの力で生かされています。
ありがたいと感謝の気持ちもそこに添えて下さい。

健康管理のほろ酔いの散歩が一気に格調高い修業と変わります。
気持ちだけです。足取りは千鳥ですよ。

健康で、食事が出来、酒を喰らい、元気に歩けることこそが、極楽なんですね。
手近な極楽も日常に見つけました。
ありがとさんです。

最後まで、千鳥のガイドにお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。