''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

おけいはん、上がいい、それとも下がいい?

変なタイトルにして見ました。
京都と大阪を結ぶ電車に京阪電車があります。
大山崎を経由するJRや阪急電車とは違い、枚方・八幡を経由するルートです。
先日の大阪への小旅行もこの電車を利用しました。

京阪電車では、そのキャラクターに「おけいはん」と証する美人を使っています。
おけいはんとは、お京阪とケイさんという女性の関西チック「はん」をかけています。
関西圏では、例えば「田中さん」は、「田中はん」とくだけて呼ぶ風習があります。
なんとも「もっちゃり」したキャラクターです。
テレビのCMにも登場します。
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京阪電車の特急列車にはいくつかありますが、二階建ての車両があります。
今では珍しい車両です。
一つの特急電車の1車両だけです。
あとは普通の電車と同じです。多くの特急車は進行方向に対して垂直に座ります。
この場合、横は2人がけです。
京阪電車はこれを「ロマンスシート」と呼んでいたように記憶しています。
いまでもそう呼ぶかは定かではありません。
ネーミングの妙ですね。

写真でも分かるように真ん中に絵が書かれています。確か、時代祭りの行列の様子です。
最後まで書かれています。
これも楽しみの一つです。(無料で楽しむことが多いですね)

京阪電車の特急は他の市電と違い、特急料金はありません。
普通の料金で乗車出来ます。
ちょっと割り得です。
まして、二階建ての上からの眺めはなかなかです。
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「じゃ、上しか乗らない?」
そんなことはないです。下もなかなかです。
ローアングルからの眺めも少しスリリングです。
上に乗る時の注意は、大変揺れます。揺れすぎるぐらいに揺れます。
下の安定がありますが、それで揺れます。上ほどではありません。
上がいいのか、下がいいのか、迷うところです。

仏教的に言えば、上がいいのか下がいいのか、それは「中道」が良いといいます。
そんなのあるの?
仏教系の学校に通われますと、必ず仏教学なるものを学びます。
中学であろうと、高校であろとう、大学であろうと同じだと思います。
キリスト教系の学校でも「神学」を学びますからね。
そうすると「四苦八苦」や「一切皆苦」などという言葉が仏教の宗教用語にあったことにも驚きます。最初から「苦」だらけですね。

お釈迦様は悟りを開くまでに多くの「苦」を感じて来られました。
ある日、この「苦」を捨て「中道」を進まれます。

仏教用語に「八正道」と言うのがあります。8つの事柄です。
最初の「正見」は、正しく理解して、何が正しいのか見極めることです。
何が正しいのかは、人によって多少変わります。
一人一人の判断です。難しいです。
(『釈尊との対話』奈良康明著 NHKブックス 参照)

「幸せと不幸どっちを選ぶ?」
幸せを選択のAさんの場合
「そりゃ幸せですよ」
「どんな幸せ?」
「お金がいっぱい有って、おきなお屋敷に暮らすこと」
「1000億円ほど必要? お屋敷は100万坪ほど必要?」
「・・・・・・・」

幸せなんて数字で表せないですね。
1000億円なんてアラブの王さまやビル・ゲイツ氏じゃあるまいしね。
私の銀行通帳の入金の桁(けた)ないしね。

経済不況じゃ、株や投資の運用で、急に500億円に目減りもする。
ニュースも見るのもドキドキです。
毎日、強盗に入られそうになります。
気疲れします。(でも、貧乏人としては憧れます。現実みがないです)

100万坪のお屋敷なら、玄関の正門から家の玄関までポルシェで30分は走ってもらわないとね。
それも困りものです。ガスの元栓締めたか気になったとき、会社に間に合いません。
(それでも会社勤めする気かよ?)

なんでも、ほどほどです。
幸せなんて、どんなときでも感じられるものだと感じています。
朝起きて天気がいい。
これだけでも「ラッキー」です。

家族でご飯食べる。これも幸せじゃないですか。
これに食卓が「てっちり」ならもっといいけどね。
グラタンでもカレーでも美味しく頂けるのは「幸せ」です。
これに私なら、お酒を頂けたら申し分なしです。
安っぽい幸せです。

でも、「幸せ」=「よかった」は何処にでも見つけることが出来ます。
「感謝」の気持ちと「ありがとさん」と言えること、これだけ持ち合わせると大抵の事は幸せに感じようと努力出来ます。

難しい仏教の世界はいざ知らず、正しい自分の判断で冷静に考えれば、気持ちの持ちようでいくらでも「苦」から逃れると思います。
「辛い」や「しんどい」が「苦」とは限りません。
「やるべきこと」を「楽しめること」に気持ちを変えることも「苦」から逃れる方法です。
何事も「義務」になったらなんでも「辛い」です。

「上と下どちらがいいのか?」
「どちらでもない方法」もありますし、「どちらでもいい方法」もあります。
選択は自由です。
誰にも怒られません。叱られません。
あなたの自由ですよ。
これが、私の「中道」かもしれません。

仕事に生活に、そしてブログにお疲れのみなさん、参考にして下さい。
ありがとさんです。

最後まで長々としたブログにお付き合い下さいました方に、幸多かれとお祈りいたします。