''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

あー、棒が見えます。 大阪城より。

春、桜の時期となると、小学1年生の新入生です。
ピカピカのランドセルに、真新しい帽子と如何にも、新しい生活の始まりです。
そんな入学式には、桜のトンネルですね。

小学1年生のこくごの教科書を思い出します。
最初に習うところの文字を今でも忘れません。
「やまがみえます」
「かわがみえます」
「まちがみえます」
そんな詩のような一文でしたね。

「ああ、飛騨が見える」
主人公・政井みね役・大竹しのぶさんの名演技のセリフです。
原田美枝子さんも綺麗でしたよね。
それは、女工哀史で知られる野麦峠の話ですね。
ちょっと悲しい話です。

最近は、小林多喜二の小説『蟹工船』なんかも人気ですね。
少し暗く悲しい話です。
最近は映画にもなりましたね。

船上で缶詰を製造するという過酷な労働の話です。
まさしく、人間も船内に缶詰にさせられて労働させられます。
映画の出演者が、どんどん痩せて行くのに、松竹芸能のTKOだけはプクプク太ります。
ケータリングの食べすぎですね。

日本経済が、不景気ということもあり、雇用問題、経済問題に起因しているように感じます。
そんな暗い時代も払拭したいですね。

やっとここまでこれました。
昨日の「あー」の続きです。

大阪城、入った石垣のところに大勢の人が集まっています。
「長い棒が、2本見えます」
何でしょうね。
私はすぐに分かりました。

猿回しです。
猿回しの興行です。
ツナを持つお兄さんのトークがなかなか面白い。

お猿さんも、なかなか芸も立派です。
長い棒は竹馬に使っています。
4メートルは雄にあります。
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跳び箱を飛んだりと、なかなか芸達者です。
テレビとかでは、見たことはないコンビです。
もう少し大技とか出来るとテレビにも登場するのかもしれません。
楽しみです。

猿回りは、「去る」という言葉は、縁起がいいです。
悪いものが去り、そして、良いものが来るということです。
正月とかにも用いられる古い芸能です。
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景気が悪いときだけに、そんな気運も去る(猿)という意味では、ゲンがいいものをたまたま見ました。
もちろん、チップも大きな籠が目の前を通ったときに、心ばかり入れましたよ。
写真も撮らせてもらいました。
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「こいつは春から縁起が良いわい」
それは、歌舞伎の「三人吉三」の名セリフですね。
「月も朧に白魚の・・・・・」
ここがなかなかの見せ場です。
すっと言えると格好がいいですね。

猿回しとは、やっぱり、こいつは春から縁起がいいわいなぁ。
「よー、かんとうや」
「待ってました」

独り芝居も楽しいですね。
声をかけるのは上級者です。
「はい、はい、行きますよ」
ガイドさんの掛け声です。

今日も楽しい時間を過ごさせてもらいました。
ありがとさんと感謝です。

春のお城ツアー、まだまだ続きます。
明日は、珍獣が飛び出します。

今日も肌寒いですが、平穏無事に一日が過ごせますように祈ります。

最後まで、笑いの去った寒い話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。