''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

「ふなぐち 菊水 一番しぼり」を呑み干す。

寒いですね。
朝からの日差しの中、午前中に病院のマッサージを受けてきたところです。
寒さの為もあり、首と肩が痛みます。

徐々に楽にはなってはいますが、仕事中や就寝中に痛みます。
この年まで、肩こりにも悩まされたことがなく、肩や首の痛みというものにも、縁がなかったです。
去年の発病以来、こんなに病というものが、身近に感じたことはないですね。

私は痛風患者ですが、食事に気をつけて、日常の生活を、健康人と同じように暮らさせてもらっています。
いろいろと気遣いもありますが、慣れればさほどのことでもありません。

アン肝で一杯は、夢のまた夢です。
来世の楽しみとしなければなりません。
秋刀魚の内臓の苦味も、鮎の内臓の苦味も、やはり来世の楽しみです。

現世の楽しみは、やはり一杯です。
これを優先事項に位置づけます。
されど、昨日も休肝日にして、ノンアルコールの一日でした。
一昨日の休日に、少しアルアルタイムが過ぎましたので、調整の為です。

それど、食事制限と考えずに、食生活を楽しむようにしています。
最近マイブーム化しているのは、ふなぐちとふなしぼりという生原酒ですね。
前回、吉乃川を頂いてから、時々買うようになりましたね。

この時期、熱燗も楽しめます。
時々、冷の美味さを求める口がいます。
鍋や熱燗で少し体を温めてから、一杯の冷を頂く、至福ですね。
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先日呑んだ「ふなぐち 菊水 一番しぼり」です。
熟成吟醸生酒、精米歩合55パーセント、アルコール分19度とアルアルも少し高い目です。
芳醇な香りと、一口含んだ時のコク、旨味は、「ザ・日本酒」です。
「うまい!!」

人間国宝桂米朝さんは、「日本酒がうまい。酒自体がうまい」という趣旨の言葉を、対談の中で述べられていたのを思い出します。
日本酒と言えば、ややもすれば酒飲みの嫌な匂いと感じますね。
カップ酒のイメージです。

しかし、米を原料として、熟成された宝石のダイヤのような美しさと、その香り、コク、喉越し、そして、甘みです。
三位も四位も、混在となった旨味、日本人としてのDNAに埋め込まれた「酒」の記憶が、幾世を超えて、今感じることが、至福です。

この生原酒を呑むと、酒とはこうした液体であったのかと、酒の旨味を感じます。
一口付けた時の、液体感、鼻腔に抜ける香り、日本酒の存在を再確認させられます。
熱燗の旨味とは別物ですね。

神聖な感じすらします。
神に奉納するお神酒の存在を、今一度考えて頂きたいです。
自然の酵母が培った偶然の産物には、思えません。

こうした日本酒の冷には、単純な肴がいいですね。
豆腐もいいです。
通なら、塩なんて言うのかも知れませんが、そこまでの域には、まだまだ行ってないですね。
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塩分なら、漬物もいいですね。
先日の家から送ってもらった大根の皮の部分で、浅漬けです。
ブリ大根の煮込み時間と風呂の時間を使って、即席の浅漬けです。

鰹節をたっぷりです。
その上に、お約束の一味をフリフリです。
最近では、その上からタバスコを振ります。

独特との辛味と酸味が、大根とよく合います。
鰹節と醤油と一味とタバスコの四位一体となって、大根を包みます。
うまいです。
なかなかの発見です。

こんなものがうまいなんで、貧乏舌ですね。
それも、日本人のDNAかもしれませんね。
奈良時代には、大根は日本に伝わっています。
日本の仏法の広がりともに、大根も広がるわけです。
何かの縁でしょうかね。

ありがたい仏縁を頂いています。
心の三毒を廃し、心静に安穏に暮らすを旨としています。

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、菊水の調べをお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。