''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

桃の節句、ひな祭りより。 ひなあられ編

肌寒いですね。
朝から、ひんやりとしています。
こんな寒いひな祭りも記憶にありません。

♪ 灯りをつけましょう ぼんぼりに~

ひな祭りの歌が頭をよぎります。
女の子のある家庭では、ひな祭りのひな壇に、人形が飾られているのでしょうね。
いいですね。

日本の和の幻想があります。
貧家には、女の子も居ませんので、雛飾りもありません。
しかし、気分はひな祭りです。
懐かしいバラクーダーの歌『日本全国酒飲み音頭』にもありましたよね。

♪酒が呑める 酒が呑める 酒が呑めるぞ 呑める呑めるぞ 酒が呑めるぞ~
もちろん、三月は雛祭りで、酒が呑めると言っていたような気がします。

ぼんぼりとは何でしょうね。
そんなこと思ったことはありませんか?
灯りを入れる高いところにある灯篭ですね。

料理でも、八寸や先付けに六角形のぼんぼりの小鉢がありますね。
春をイメージした食材が盛られています。
朱塗りの盆に、ピンク色したぼんぼりには、この時期酒気を高めます。

料理で言えば、はまぐりの椀ものでね。
はまぐりの貝合わせも、女の子に対して、良縁を象徴しています。
和歌の書かれたはまぐりの貝合わせ、何とも赴きがありますね。

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酒は晩酌の楽しみにして、ひなあられでお茶を頂きます。
砂糖、しょうゆ、青海苔、えび、サラダの5種類の「まえだ」のひなあられです。
少し甘いですが、日本酒にも合うかもです。(白いのあられは、甘いですね)

縁と言えば、私にとっては、仏縁です。
ありがたいですね。
今日、3月3日は、「蓮(れん)」の日です。
六祭日でもあります。(如是我聞)

奇数の蓮の日は、喜びを表わすとも聞きます。
懺悔する日とも聞きます。
年六回、本当は七回あるとも聞きます。(如是我聞)

お釈迦様の真実の教え「妙法華経」が説かれる時、多寳佛塔様が表れます。
中には、多寳佛様がおいでです。
扉(とぼそ)が開かれて、中に座っておられるお席を、お釈迦様に半分空けられます。

二人して、お席に座られて、「妙法華経」が説かれます。
仏画の中には、二人の席でなく、二つの塔がお釈迦様と多寳佛様の後ろに描かれていることがあります。
お釈迦様の後ろの塔が、妙華多寳佛塔です。
多寳佛様の後ろの塔が、法華多寳佛塔です。

見えない世界の妙と、見える世界の法、二つの物事ですべてが成り立っているとも聞きます。
陰と陽の関係でもあります。
二つで一つを表わしています。
妙華と法華は、一体して一つの真理表わします。
宇宙の大法則であり、自然の法則であり、森羅万象のすべてでもあると言えます。

仏の世界は、計り知れないほど奥が深いです。
その智慧も、甚だ計り知れません。

見える現世と見えない世界、空という中に、いろいろな世界が存在しています。
三世を見渡せるのは、仏様です。
そのご縁に繋がっていることは、この上ない安堵を感じます。
ありがたいと感謝しています。

桃の節句も、仏教的な意味をなす日です。
女の子の成長と共に、仏のご縁にも感謝したいです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすと旨としています。
今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、桃のように丸い話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。