''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

北浜のバラ園より。

今日は雨の予報です。
京都でも、朝からパラパラしています。
台風1号のニュースにも、何やら季節的には遅い1号ですね。
しかし、日本近くまで上がって来て、天候に影響を及ぼすかもしれないと聞くと意外です。

 

話は変わって、日曜の出来事です。
京阪電車で、天満橋に行きました。
川沿いも、京都の鴨川とも、伏見の疎水とも雰囲気は違います。

 

やはり、水都の大阪ですね。
水は、豊かに感じます。
水も橋や川べりから見る限り、綺麗です。
嫌な匂いもありません。

 

天満橋を、天神さんの方に渡って、公園のように整備されている遊歩道を、日差しを避けて木陰のベンチに腰掛けて、ほっこりした時間です。
野鳥目掛けて、カメラのシャッター音がしています。
同行カメラマンの仕業です。

 

お菓子の砕いては、これを少し餌に、野鳥を呼び寄せます。
綺麗なくちばしの小鳥もやって来ます。
鳥の写真は、難しいです。
動いていますからね。
それがまた意外な表情に写ったりして、それも醍醐味です。

 

この日は、天満橋から歩いて、北浜のバラ園に向かいました。
バラの写真を撮るのが目的です。
綺麗に整備されています。
イメージ 1

まだまだ、バラの方は、2分3分咲き程です。
それでも意外と楽しめます。
いろんな種類が、バラの名前と新種改良の年号とそれに原産地の表示です。
勉強になります。
イメージ 2

1900年の初め頃の新種改良されてバラは、これぞ「バラ」と思わせるものが多いです。
1800年代の終わりに品種改良されたバラは、野バラのような野性味あるバラが多かったですね。

 

中には、バラに見えないバラもあります。
ボタンのようなランのような、品種のバラもあることに驚きました。
イメージ 3

それでも、やはりお気に入りの写真になったのは、これぞ「バラ」と呼べる高貴な品格とそれでいて「花」があるバラと言えます。
2時間ほどの時間でしたが、たっぷりとバラの香りとその姿に酔いしれました。

 

同行カメラマンは、あちらこらちに写真を撮って居られました。
さすが意欲的です。
こちらは、ベンチに腰掛けて、実際の目でも楽しみましたね。
優雅な時間です。

 

温かい紅茶があれば、これぞ「午後の紅茶」です。
英国式にミルクティーでしょうからね。
ガーデーニングの楽しみも、バラの姿を見ると、分るような気持ちです。
自分の世界がそこにあります。

 

我が家にも、裏庭に今年もトマトの苗を3本植えました。(比べ物には、なりませんがね)
グングン成長しています。(嬉しいです)
毎日、話かけながら、水を霧吹きであげます。
じっと眺めている朝の時間は、至福です。

 

言葉の要らない満足がそこにあります。
こんなバラを家で育てるなら、その気持ちは計り知れないぐらい豊かでしょうね。
心の平穏がそこにあります。

 

花を見て、月を見て、飽きるまでそれを眺める。
時間の問題ではありません。
心の充電です。
1分でも、5分でも、それを美しいと見れる心のゆとりです。

 

心の開放が、心をリセットしてくれます。
頑張らないで下さい。
花は頑張って咲いたりしていません。
花が花として、生きているのです。

 

バラも美しいが、アザミでも赤い花は美しいです。
野に咲くタンポポも美しいです。
花が花として生きる姿を、人がその好みに合わせ、美しいとかそうでないとか評価しているだけです。

 

花は卑下たりしません。
この姿に、甲乙の差はありません。

 

「よく見れば なずな花咲く 垣根かな」
有名な芭蕉の俳句です。
 
なずなは、早春の土手や田の畦に咲くいています。
別名ペンペン草ですね。
貧乏という、あまりいいイメージでない名前に繋がります。

 

実の形が三味線のバチに似ていてその擬音からぺんぺん草となったと物の本にあります。 
それが転じて、三味線草とも呼ばれているようです。
いわれを聞くと、なかなか情緒のある名前です。
七草粥の中にも、入っているので、古来から食用とされています。
意外に美味いです。

 

なずなと聞くと、私はあれです。
NHK連続テレビ小説私の青空』(作:内館牧子)の主人公、なずなさんです。
女優の田畑智子さんが演じましたね。

 

この方、私も大好きです。
屈託のない笑顔がほっとします。
多少の接点もあります。
それに京都の出身で、祇園の有名料亭「T」のお嬢さんでもあります。

 

この話の原点は、青森県大間です。
超高級マグロの産地です。
頑張れ!! 東北です。

 

シングルマザーながら、子供の一人で育てます。
その親子の姿に、なにやら温かいものを感じます。
周り人に助けられて、成長する姿に、癒される気持ちになりましたね。
現代の世の中も、捨てたものじゃないですよ。

 

今あることを、偶然でなく、必然と感じられる生き方は、人生を充実させてくれます。
生きているのでなく、何かの力で生かされていると、実感できる人生は、幸せです。
一人でなく、何かと一緒、誰かの力で生きていると、感じると安堵があります。

 

私には、それが仏縁であります。
ありがたい仏縁を頂けたことに感謝しています。
ありがたいです。

 

嫌なこともあります。
辛いこともあります。
それでも、一日の終わりを感謝して暮らせることは、この上なくありがたいです。

 

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、バラの香りのない味気のない話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。