''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

大阪鶴橋市場、探訪より。

朝から雨ですね。
台風の影響が出ています。
そんな京都伏見の地です。

昨日の続きの話です。
先日、大阪の鶴橋で待ち合わせをしました。
JR環状線近鉄の構内が、引っ付いています。

二つの駅を中心に、鶴橋の市場が、蟻の巣みたいに広がっています。
通路が、至る所に巡らされた感じです。

昼ごはんは、言わずと知れず焼肉ランチでした。
同行カメラマンも、乗り換えで駅は利用していたものの、乗降したのは初めてのようです。
私は前にも二度ほど来ています。
それじゃと、二人してこの鶴橋を探訪です。

まだまだ、活気がありますね。
一時に比べると人通りも、すくなくなったのかも知れません。
全盛期はどれだけ活気があったのか、想像も出来ません。
それでも、大変な人ごみです。

韓国のチョゴリや衣類が多いですね。
それに靴もです。
後は、食材ですね。

キムチや韓国食材が、多く扱われています。
見たことないほどの種類のキムチです。
味見用に、置かれているお店も多いです。

キムチやチャンジャがお好きなら、ここはまるで極楽ですね。
私の好きな蒸豚が、所々に見受けられます。
美味そうです。

赤い酢味噌に付けて食べたいですね。
生センマイに、付けて食べるあの赤い酢味噌です。
店によって独特の味わいがありますね。

生ものは、基本生センマイしか食べません。
痛風患者ですからね。

生レバは、大変危険です。
発作が起きます。
小量の生センマイぐらいなら、発作も起きません。
何事も加減が必要です。

ホルモン専門店もいくつもあります。
パックしてあるものに慣れていると、すこし驚きもしますよね。
ミノに、テッチャン、ハツ、ツラミもいいですね。
やはり、王道のハラミもいいですね。

ハラミは、肉と思っている方も多いですが、ホルモンですね。
牛の横隔膜と聞きます。
癖もなく、柔らかいハラミは子供の頃からの好物です。
我が家で、唯一食べたことのあるホルモンです。
他のホルモンに比べて、家庭でも扱いもしやすいです。

痛風患者になって以来、あまり焼肉屋特に、内臓系のホルモンを食べる機会が減りました。
当然です。
体に悪いと聞いて、好んで食べる人もいません。
何せあの痛い痛い発作が待っています。

風が吹いても痛いという病名からも、「痛い」というキーワードは分かります。
ですから、焼肉ランチぐらいがちょうどいいですね。
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それでも、市場を歩くと食べたなるものもあります。
ミックスチヂミ(400円)ですね。
いろんなものが入っています。
ミックスですからね。

それを、食べよう大きさにお店の人がカットして下さいました。
それに赤いタレも付けて、お店の前の椅子に腰掛けて、テーブルの上に乗せて頂きました。
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もう一つ、韓国の海苔巻き(2本で300円)です。
日本の物とは少し違います。
酢めしではないと思います。

それに、海苔にごまとかが振られています。
前回食べたときは、ごま油の香りが少ししていました。
今回のは、シンプルです。

カットした面を上に写真を撮りました。
野菜がたっぷりです。
悪くはないです。
味が単調なので、量もちょうどいいです。

子供の頃食べた、酢めしに高野豆腐やかんぴょう、それにきゅうりや玉子焼きの入った母の巻き寿司が、思い出されます。
その時にあったアクセントが、塩辛い紅ショウガです。

梅干と一緒に漬けたあの紅ショウガです。
今年は、貧家でも作っています。
この暑い夏にも、塩分補給に役立っています。
何とも言えず美味いです。

郷里播州の味ですね。
あんな辛い紅ショウガは、他では食べた事がないです。
それとも、我が家だけのオリジナルだったのでしょうかね。
父も母も縁者も大抵、播州の産です。
郷里の味と信じます。

母の味と言えば、オモニの味です。
お袋の味です。
家族を思い、キムチを漬ける。
そんなエッセンスが、家々によって味が違うのもいいですよね。

オモニと言えば、「主に」です。
「あるじに」とも読めます。
私は生きているのでなく、何かの力で生かされています。
私の主と言えば、それは仏様です。

そのありがたい仏さまの縁を頂けていることは、安堵感があります。
苦難が前にあろうと、一緒守って下さるような気がします。
苦しいとき、嫌なことがあったときも、共に見守って下さる気になります。

日々の暮らしでは、いいことばかりではありません。
悪いこともあるし、いいこともある。
それが日常です。

嫌なことも多いです。
その反面、嬉しいこともあります。
その繰り返しです。

日々の暮らしの中でも、ささやかな「よかった」はあります。
それを見つける術を会得出来るのは、幸せです。
花を見て、月を見て、食を食らい、酒を呑む。
至福です。

ありがたいと手を合わせます。
今あることは、偶然の偶然、つまり必然です。
心静かに、安穏に暮らせることが、一番の幸せです。

上を見ても下を見てもキリがないです。
自分の分に応じた暮らしの中で、自分の幸せを見つけられる人は、大変幸せです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすが、願いです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、何かの副えになる話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。