''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

無人の店舗、「小蕪の糠漬」を食らうより。

今日の朝は、朝6時前に目が覚めました。
「あれ?」
意外に暖かいです。
冷え込んだ先週冷たさがありません。

この寒暖の差に体調を崩します。
まずは、食することが一番です。
昼ごはんには、ヨーグルトを欠かさず食しています。
乳酸菌の働きでしょうか? 体調が維持されています。

お腹の調子が悪いのが、男の弱点であることが多いです。
私も、その口です。
しかし、毎日ヨーグルトは、いいみたいです。
少し暴飲暴食して、お腹の具合を悪くすることがあります。

ヨーグルトは、痛風対策です。
痛風の発作を食い止めてくれていると思っています。
アルカリ食品であるというだけで、特別いいとは言えません。

しかし、私の痛風の尿酸値を下げてくれると信じて止みません。
もちろん、尿酸値8.9を一気に3のラインまで、10日で下げた時も、毎食食べていました。
尿酸排出剤も、私の体との相性が良かったのは事実です。

しかし、ヨーグルトの効果はあったと思っています。
実際、今も薬は飲んでいませんからね。
食事療法だけです。

食べ物には気を使います。
時々、肉類を食したくなることもあります。
その時は、我慢せずに食します。
ただ、そり量は気にします。

その分、野菜も食しています。
サラダ盛のコールガローニを付けたり、野菜を煮炊きしたりして、食べよい形にして頂きます。
ヨーグルトと同じように、醗酵食品もよく頂きます。

先日、家の近くにある無人の販売所があります。
住まいの伏見、それも本町通り辺りでは、無人の販売所もよくあります。
意外に治安のいいところです。

皆さんも、あー今日は何?なんて、きっちり手に100円を持って、来られます。
大抵、ゴミの日が、店舗の出る日です。
そのついでに、買います。

この日は、小蕪の糠漬です。
小さい蕪が、7つくらい入っていました。
ナイロンの袋に入っています。

矢野兵頭の漫才みたいに、コンビニに、牛すじだけ持ってレジには並びません。
どんだけ熱いの我慢している親父です。
そんな奴おらんです。

これで、ワンコインの100円です。
代金は箱に入れるだけです。
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蕪の部分と、葉の部分の両方を楽しめます。
よく水洗いして、後は食べよい大きさに、庖丁でカットするだけです。
花鰹かけてもいいし、一味唐辛子振ってもいいし、食べ方はいろいろあります。

醤油をかけて、ごはんにも合います。
もちろん、晩酌にも合います。
漬物を肴に晩酌とは、なかなか通ですね。

糠の香りも程よく、鼻腔に抜ける香りも、悪くないです。
よく買いますので、糠床の香りも馴染みです。
もう少しすると、大根の糠漬が出ます。
これが逸品です。

沢庵みたいに干していません。
もっと瑞々しい状態です。

りんごをかじったかのような、サクサク感があります。
口中で、心地よいリズムを奏でます。
その音も、ご馳走です。
口の中での、上あごに当る加減も含めて、心地よく美味いです。

楽しみです。
それが出ると、正月間近ですね。
大根と言えば、白いです。
おでんや鰤大根にして、飴色になった味のしゅんだ(関西では味がしみていることを言います)大根がいいですね。

鰤大根は、鰤より味の染込んだ大根が美味いです。
主役が逆転です。
大根も、主人公です。

禅の言葉、禅語にも、この「主人公」が出ます。
茶室の床に、お軸としてよく掛けられます。
あなたの人生は、人様の脇役でなく、あなた自身の人生の主人公です。

天のキャメラが回っています。
起きていると時も、寝ている時も、24時間、四六時中主人公です。
恥ずかしいことは出来ません。

悪いことをせずに、いい行いをする。
この世の修行は、悪い縁を断ち、いい縁を結ぶことにあります。
来世にもそのまた来世にも繋がります。
この現世のみの話ではありません。

仏法世界は、輪廻を前提に話が成り立ちます。
最終の目的は、最終解脱ということになります。
それは、なかなか出来ません。
ただ、目の前の道を、長安に向かって進むだけです。

疲れたら、休み。
疲れたら、休んでも、続けていけば、いずれ長安到達できると思います。
特別な苦行をせずに、中道を歩む。

日々の暮らしをする。
その中に、いろいろな幸せがあります。
見つけられる人生は、豊かです。

上を見ても、下を見ても、キリがありません。
今あることに、生かせて貰っていることに、感謝します。
今あるのは、偶然でなく、必然です。
偶然の偶然、それは必然です。

必要があるから、生かされています。
そう思えば、ありがたいと感じます。
私は、ありがたい仏縁を頂けています。

ありがとさんと思えれば、見える世界も変わります。
目線を低くすれば、いろいろな幸せも見えます。

花を見て、月を見て、小蕪の糠漬を食らい、酒を呑む。
至福です。
ありがたいです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。
それが願いです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、香しい幸の物の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。