''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

わーどうよ、鎮座1300年+1の伏見稲荷大社より。

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朝から寒いです。
それでも、日差しは有りますから、まだ気分はいいですね。
世間様は、成人の日の9日まで三連休ですね。
この連休を過ぎないと正月気分も抜けません。

 

1月7日と言えば、七草粥です。
正月でご馳走食べて弱った胃袋に、暫しの休息です。

 

私は、まだ頂いていませんが、七草抜きの粥なら食べたいですね。
白粥に、玉子を一つ割りいれて頂く、美味さは格別です。
もちろん、自家製の高塩分の梅干も忘れません。

 

池波正太郎氏の小説にも、よく粥は出てきます。
鬼平犯科帳」なら、長谷川平蔵もよく粥を食べるシーンがあります。
池波正太郎氏が、粥好きなんでしょうね。

 

同じく剣客商売の『十番斬り』の中にも、白粥に生卵落として食べるシーンがありました。
それを料理にした剣客商売 庖丁ごよみ』(池波正太郎著・新潮文庫)の「鮎」の所で写真に写っています。

 

でも、私が食べたいのは、土鍋か、行平鍋のクツクツ煮えている所に、生玉子を落とします。
そこに蓋をして、少し蒸らして、茶碗に入れる時に、この玉子を少し崩しながら、茶椀に盛ります。
そうすると、火の入ったところと、入っていない半熟のところの、二つの粥が楽しめます。

 

雑炊なら、溶いた玉子を穴あきのお玉で、かき入れることもいいですね。
白粥なら、玉子の入っていない白粥のところも、玉子の二種類の味わいも、3種類の粥が楽しめますからね。
白粥に、塩の味わいもいいです。
玉子の入ったところに、塩もいいですね。

 

梅干を入れて、その塩味と酸味で頂く味わいも、これも捨てがたいです。
白菜の漬物に、醤油を垂らして、これを白粥に入れて、醤油の塩分で頂くのも、捨てがたいです。
塩昆布入れる邪道も、これも許します。
こんなことしたら、粥を何杯も食べないといけませんね。

 

それもいいです。
ご飯の大盛の事を思うと、粥はカロリーもセーブ出来ます。
白いごはんの美味さですね。
ご飯と言えば、やはり、五穀豊穣です。

 

五穀豊穣の神様と言えば、お稲荷さんですね。
稲荷さんと言えば、商売の神様とお思いの方も多いです。
でも、五穀豊穣の神様です。
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それが証拠に、お使いのお狐さんが、口にくわえているものの一つに、稲穂があります。
稲荷と稲は、名前からも分かるように、大きな関係があるんです。

 

五穀豊穣になれば、それが市に出る。
そうすれば、それが商いになります。
それで、商売の神様のイメージです。

 

同じように、恵比寿さんもそうですね。
もうすぐ10日で、十戎さんです。
四条の祇園辺りは人でいっぱいです。

 

あの恵比寿さんも、本来は商売の神様でなく、豊漁の神さんです。
それが証拠に、釣竿と鯛を抱えていますよね。

 

こちらも、大漁になれば、市がたつます。
そうすれば、商売繁盛の神様になりますからね。

 

伏見稲荷大社が、今年(2012)で鎮座して1301年が経つようです。
開基は、和銅四年(711)と聞きます。
日本で最初の銭・和同開珎のあの時代です。
どえらいことですね。

 

京の都・平安遷都が、1200年を過ぎました。
まだ、それより以前から、鎮座しています。
ちなみに、今の場所は、もともと藤森神社の境内です。

 

ということは、藤森神社はそれより古い1800年の歴史です。
神社の由来書によりますけどね。
あまり硬くならないで聞いて下さい。
最近、藤森と言えば、「ちゃら~い」イメージですかね。
こちらは、山城の国でも、由緒正しい神様です。

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伏見稲荷大社も、少しも模様替えです。
大鳥居の参道が、参拝者の人用の道に改装です。

 

白壁が出来ました。
車は、車専用の道路が横にあります。

 

少し前まで、稲荷門前に、玉屋と言う料理旅館がありました。
江戸時代からあり、格式が高く、大名家がお駕籠のまま、座敷に入れる構えをお持ちでした。
ここの料理も美味かったです。

 

刺身のケンが、大根でなく、手の込んだ山芋だったことを、今でも思い出します。
味付けも品のいい味わいでしたね。
今は、別のところで商いされています。

 

この旅館の場所に、今車専用の道路になっていますね。
少しもったいない気もします。
その為に、稲荷の参道が狭くなって、息苦しくなった気がします。
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昨日、稲荷さんに病院帰り寄りましたが、さすがに平日でも、まだまだ正月ですね。
正月6日の様子です。
参拝者が多いです。
着物姿のカップルも見かけます。

 

すでに、正面の参道には、露店はなかったですね。
裏参道には、まだ少し露店がありましたよ。
今年は、もともと露店は無かったのでしょうかね。
あの白壁汚されたら大変です。

 

家から歩いて行けるところに、有名な寺院仏閣が多いのは、何かお徳です。
車も使わずに、エコですからね。

 

まだまだ、ゆっくり正月気分を楽しめます。
関西なら、京都はなら、10日の恵比寿さんまで、正月気分かもしれませんね。

 

昔は、成人の日の15日までが、松の内でしたからね。
何だか、成人の日も、15日じゃないとも気持ちも盛り上がりませんね。
昨日の日のように感じます。

 

気分だけ、成人です。
お酒も呑めますよね。
飲酒運転だけは、絶対にいけません。

 

私は、ありがたい仏縁を頂いています。
ありがたいと日々感謝しています。
些細なことに喜びを感じ、ささやかなことに良かったを見つけます。
ありがたいです。

 

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らすのが、願いです。

 

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、キツネならずタヌキおやじの話、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。