''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

大好きなトマトスライス、略して「トマスラ」の話 より。

朝からどんよりとした天気です。
もう少し暑いと、ビールも美味いでしょうね。
ビール指数もあります。
湿度もそれほどないですから、朝から洗濯をして干したところです。

食欲もあります。
それで、生野菜の好きな私として、こんな気温なら、サラダがぴったりです。
レタスミックスベースのカット野菜もよく利用します。
それでも、一時の高騰はピークを過ぎたと言え、野菜はなかなか高いですね。
その時は、カット野菜がお手軽です。

使う分でけ使えます。
それに、私のよく使うレタスミックスだと、レタス、キャベツ、パプリカなども入っています。
人参の入ったものもあります。

意外と便利の使っています。
ただ、やはり自分でカットした新鮮な野菜も使いたいです。
その時は、貝割れ大根か、トマトですね。
トマトも大好きですね。

郷里播州では、子供の頃に、畑にトマトを作っていました。
もぎたちのトマトの少し青臭いです。
それが、トマトの香りです。

店で売られているような、流通過程で赤くなったトマトでなく、果物のように硬くて、中の餡もゼリーのようにトロトロです。

市販の桃太郎のような、癖の無い味でなく、個性的な味がトマトの味だと思っていました。
20歳頃、京都に来た頃に、おでん屋に連れて行ってもらったことがありました。
今はその場所には道路になっています。

当時堀川通りは、八条を過ぎ、東寺道の伏見稲荷大社お旅所を過ぎ、九条まで大きな通りで、そこから油小路は昔のまま細い道でした。
その九条油小路下がったところに、「サービス」というおでん屋の名店がありました。
九条油小路は、今道路が拡張されて、大きな堀川通りになっています。

播州では見かけない珍しいおでんも、たくさんありました。
美味い名店でした。
今でも何処かで営業されているのかは、不明です。

普通のおでんでなく、小さいものは串にささったものが多かったです。
小さいジャガイモも、3つ位串にささっていた記憶です。

たくさんあるメニューの中に、トマトを見つけました。
トマトのおでんもあるのかと、頼んでみると、トマトのスライスだったのです。
過去にも、この記事を書いたことがあります。

その衝撃は、計り知れなかったです。
てっきり、トマトの煮込んだおでんという口になっていましたからね。
でも、よく冷えた大振りのトマトでした。
夏だったので、ガラスの中皿に、トマトがデンとスライスされただけですが、大変美味しかったですね。
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トマスラと言えば、いつもこの「サービス」とトマトスライスを思い浮かべます。
今でも、トマスラは大好物です。
よく食べますね。

塩を少し振り、マヨネーズで頂くのが、私の好みです。
トマトによく合うドレッシングもいいですが、やはりマヨネーズの味わいが一番です。
スライスにせず、四角くキューブに切るカット方法も、サラダにはよく合います。

この場合には、キュウリも一緒に和えて、白いフレンチドレッシングもあいます。
少しペッパーを利かせた味わいが、食欲もそそります。
サラダも、幾らでも、ビールに合う肴になりますね。
暑い時期なら、カツオのたたきをサラダに盛り付けると、カツオのたたきのサラダにもなります。

とりモモ肉を湯がいて、そのままスープのまま、一度冷めてから、手で裂くととりモモ肉のバンバンジー風のサラダにもなりますね。
ゴマダレなんかよく合います。

キューブにカットしたトマトと、一度湯がいたブロッコリーとホイルしたタコを一口にカットして、それらをフレンチドレッシングで和えた、マリネ風のタコのサラダも、この時期美味いです。
たかがサラダ、されどサラダです。
無限の広がりが楽しみです。

そうした組み合わせたサラダの旨味もさることながら、シンプルに原点に戻った「トマトスライス」は、やはり捨てがたい美味さです。

サラダの苦手な人も多いですね。
特に男性は、苦手の人が多いです。
もともと、生で野菜を食べる習慣が、日本にないと言う方も多いです。
もろきゅうとか、生のキュウリの美味さとモロミの競演は美味いと感じると思いますけどね。

生野菜には、どうしても油分を必要とするという方も多いです。
確かにドレッシングやマヨネーズの油分は、生野菜を美味く感じさせます。

でも、生で食べて美味い野菜を食べればいいとも感じますね。
そうなると、代表選手は、やはりトマトです。
何もつけずに食べても美味いです。
ビールやアルコールの肴になると、油分も必要ですけどね。

もうすぐ始まる梅雨と、暑い夏のハザマで体調が、変化します。
そんな時、野菜たっぷりのサラダで、乗り切りたいです。
鶏肉や牛肉、豚肉、そして魚とも相性のいいサラダを豪華に作ることも、素材の持ち味をシンプル楽しむこともできます。

やはりサラダも偉大です。
いつも、脇役扱いのサラダも、時に主役の主人公にもなれます。
食欲の落ちる季節にこそ、その真の価値を評価したいです。

人はどこにあっても、自分の人生の主人公です。
天のカメラは、貴方を主人公にして、カメラは回っています。
日々の暮らしも、貴方は主人公の暮らしです。

主役から見た路傍に咲く花も、貴方が目をつければ、その花も主役と共演です。
小津 安二郎監督のように、少し目線を下げたところに、ささやかに幸せがあるかもしれません。

映画監督と言えば、先日亡くなられた百歳の新藤 兼人監督も、多くの主人公を相手に映画を撮られたと思いますが、その映画監督の言う役を、演じていた主人公の人生を、全うされたと思うと、人とは違う人生を生きられたと、尊敬の念を感じます。

一つのことを長く出来るのも凄いですが、それをやって来られる環境にあったことも、魅力の一つですね。
私も、真っ赤なトマトのように完熟した人生を最後まで歩みたいです。

ありがたいことに、私は仏縁を頂けています。
ありがたいと感謝して暮らしています。

人生の最後には、新藤 兼人監督のように感謝して、旅立ちたいと思いますね。
まだまだ時間は残っています。
そうなれるように、日々暮らしたいです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈ります。

最後まで、青臭いまだまだ未完熟な話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。