''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

道修町に来たなら、神農さんこと、少彦名神社に参拝より。

先日、堺筋本町に所要で出かけました。
その後、昨日の記事の京橋へ、昼間から一杯呑んでいたことになります。
堺筋本町へは、京阪電車の北浜の駅から一駅ですので、時間もあったこともあり、テクシーで参りました。

タクシーでなく、テクテク歩くのでテクシーです。
すでに死語かもしれない昭和の言葉です。
恥ずかしくドロンしたくなります。(手も添えて下さいね)

映画『モテキ』の長澤まさみさんが、やるとこれまた可愛いです。
あんな天使の笑顔なら、イチコロです。

イチコロと言えば、一度でコロリと倒れる様という意味のようです。
ゴキブリなどにも、イチコロで聞く殺虫剤としても、表現されます。
人間も、流行病の掛かれば、あえなく、イチコロとあの世に旅立ちます。
でも、人間も長生きさえすれば、幸せとは言えません。

長寿でも、寝たきりはイヤですからね。
やはり、そういう意味でも、苦しまず、あっけなく、コロリと旅立ちたいものです。

コロリと言えば、江戸時代に流行ったコレラという伝染病です。
当時は、医療知識も乏しく、その対策すら分からず、多くの人が亡くなっています。
そんなコレラ流行の際(1822(文政5)年)に、疫病よけの丸薬とともに祈祷する時「張子の虎」を配布した神社さんがあります。
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それが、神農さんこと、少彦名神社(すくなびこなじんじゃ、すくなひこなじんじゃ)さんです。
この神社さんが、北浜と堺筋本町の間に鎮座されています。
道修町(どしょうまち)というもっちゃりした名前の地にあります。
薬の神様でもあると聞きます。

この辺りは、薬種仲買仲間が多かった。
今でも、日本を代表する製薬会社の本社もあります。
薬屋さんの看板も多いです。

前々からそのことは知っていましたので、一度この地に北たら、参拝してみたいと思っていました。
神社さんは、ビルの合間に存在しいます。

大きなくすのきのご神木が、凄いですね。
やはり霊験新かな気分になりました。
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もちろん、こちらの神社の絵馬は、虎の張子です。
昔読んだ書物に、虎の骨がコレラに効くと信じられていたと聞きます。中国には、虎骨酒(ここつしゅ)と言うのが売られています。
私も中国の土産に1本買いました。

どんな味って?
養命酒のような漢方酒です。
虎の骨が使われているようです。
鹿の角も漢方では、よく使われます。
その類ですね。

虎骨酒を飲みましたが、その効能は、20代の若い私には、変化は無かったようです。
今呑むと、効果があるのかもしれません。
40代も半ばを超えると、あちこちに傷みがありますからね。
この暑い夏も越えられるか心配です。
夏バテしないようにしないといけませんね。

それより、熱中症の対策が必要です。
水分と塩分と糖分です。
これは、コレラの患者の飲ませる経口補水液(けいこうほすいき)と呼ばれるものが、一番ですね。

コレラも体内の水分が排出される病です。
熱中症も、同じ原理でしょう。
水だけでなく、塩分と糖分が必要になります。

経口補水液とは、要するに、今で言うスポーツドリンクです。
ポカリスエットみたいなものです。
熱中症にも、必要です。

大塚製薬が始めて、1980年に、ポカリスエットを発売された時、価格は缶タイプで当時120円(他の缶飲料は100円であった)であった記されています。
もちろん、私も買ったことがありますが、何という味だっか、まずいと思った記憶があります。

炭酸でもないし、味も薄いに、こりゃ売れないと思ったですね。
でも、スポーツされている人などに、人気となり、今もスポーツ飲料の代表格の飲み物です。
その味は、赤穂の塩味饅頭をヒントに塩味と甘みの絶妙のバランスを図ったと記されています。

播州名物の塩味饅頭は、子供の頃よく食べた菓子です。
うーん懐かしいです。
塩味と甘味のバランスはいいですね。

赤穂と言えば、塩ですらね。
赤穂浪士と言えば、私のサブテーマでもあります。
仮名手本忠臣蔵』でも、浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)も、塩谷判官(えんやはんがん)と、赤穂は塩で有名で有名したからね。

塩は、人の生命に無くてはならないものです。
夏の暑い最中でも、食事に塩気があると、元気で過ごせます。
もちろん、水分も必要です。

水分補給と一緒に、塩分を取らないと、熱中症になります。
出来れは、糖分も一緒に取ると、より効率的に水分補給できます。

これから暑くなる夏本番に向けて、熱中症対策も必要です。
屋外だけでなく、この節電モードの社会では、屋内でも注意が必要です。
元気に夏を乗りきりたいです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝して暮らしています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、夏の暑さが骨身にしみる話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。