''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

暑い時こそ、熱々の枝豆で一杯呑む より。

暑いですね。
暑い時でも、冷たいものは頂きません。

冷たい飲み物も飲まないようにしています。
常温に冷えた麦茶くらいが、ちょうどいいです。

子供の頃は、冷たい飲料水も飲みましたが、大人になって、あまり冷たいものは呑みません。
ビールでも、発泡酒でも、キンキンに冷えたものを好みません。
少し冷えていても、十分冷たいと感じます。

そんな生活が普通ですから、大抵のことは、苦になりません。
むしろ、暑い時こそ、熱いものを食するようにしています。
冷たいものも食しますが、せいぜい冷奴くらいです。
少し冷えたくらいの方が、豆腐の豆の味がします。

でも、豆の味を感じるなら、やはり、この時期は枝豆ですね。
枝豆と言えば、冷たい定番ですが、それは違います。
飲み屋さんで、ビールのつまみに出すために、冷やしていることが多いです。
オーダーして、すぐにビールのつまみになること、重宝です。

でも、それは居酒屋さんの場合です。
家で食するなら、絶対熱々の枝豆です。
熱々の茹でたての枝豆に、塩を振ります。
熱い内に振ると、よく味が馴染みます。
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熱々の枝豆は、豆の香りがして美味いです。
枝豆の皮のぬるっとした感触はありません。

枝豆を茹でるにもコツがいります。
沸騰したお湯に、塩をして、そこに枝豆を投じます。
そして、枝豆のいくつかから豆が見えるくらいが、茹で上がりのサインです。
パスタみたいに、一つ二つ食して、少し硬い目茹でるくらいが、最高です。

硬い言っても、青臭い味がするのは、まだまだです。
それに、その程度の湯で加減なら、皮から豆が出ていませんよ。
パスタと同じ、気持ちだけアルデンテの感覚です。

ザルに上げて、お湯をよく切ります。
そして、熱々の内に、ザルを揺すりながら、塩をかけます。
これで塩も、熱さで解けて満遍なく当りはずです。

熱々と感じるのも、ほんの数分です。
親の仇でもと思うくらいの勢いで食すのが、作法です。
そして、傍らの置いたビールで喉を潤すのが、うまいです。

若い頃、熱々の枝豆がうまいと言えば、笑われましたね。
子供の時から、熱々がうまいと思っていました。
若い頃ホテル系のレストランでバイトしていた折、そのレストランの方の宴会がそこであった。

その折、冷たい枝豆に何か不満でもあったのか、総料理長が厨房に入ってこられて、お湯に枝豆を入れて、熱々の枝豆を自分で作られて、つまみにされていました。
「枝豆は熱々がうまいんだよ」なんて、厨房の社員に言われていましたね。

初めてでした。
自分と同じその熱々の感覚の持ち主が、総料理長であったこともです。
過去にも、この記事は書いています。
今でも、忘れられない枝豆の思い出です。

基本豆類は熱いのがうまいです。
冷えると、豆独特の風味がなくなり、ぬるっとした食感が残ります。

豆類は、意外と足が速いです。
早いと言っても、本当に走るのが速いわけではありません。
痛み易いということです。

料理にも、不思議な表現があります。
「風邪を引く」といいます。
ラップなどかけずにいると、潤いをなくしても、乾きます。
きっちりラップで密閉する時に、注意を受ける時よく言われます。

料理でよく使う言葉に「アニキ」があります。
アニキとは、先の食材です。
用意した食材がなくなった時用に、次の容器に用意しています。
これを「弟」というのに対して、先に用意したものを「アニキ」と言うのです。

どちらのか、手をつければ、どちらが古いのか、分からなくなります。
こうして事が、食中毒に繋がります。

調理でも、洋食か中華か和食かで、その用語も少し分かります。
そのレストラン独特の用語もあります。
その最たるものは、食事とトイレでしようね。

自分が居たレストランでは、トイレは「3番」です。
お客が少なくなって、トイレに行く時は、「3番」と言って出ます。
最初に聞いた時は「サンバ」と聞こえました。
「1番」は食事だと思いますが、厨房内で賄いも頂きましたので、私が居たレストランでは、「1番」は欠番です。

欠番と言えば、野球でもありますね。
背番号に使えない番号があります。
朝からイチローのトレードのニュースがトップニュース級です。
イチローと言えば、「51」ですが、ヤンキースでは、欠番候補のバーニー・ウィリアムスの51番となり、使えないと判断して、「31」の予定とはニュースで見られます。

38歳ですが、一線の現役ですからね。
ヤンキースイチローも楽しみです。
このまま、首位を走って、優勝ということになれば、その名は、もっと輝きます。

オリックスイチローから、メジャーのイチローになるなんて、入団当時には考えられなかったです。
振り子打法のフォームがおかしいと、評論家の悪評にも耐え、その金字塔を残した偉人です。
まだまだ、記録は更新されます。
同じ日本人として、誇りに感じますし、頑張って欲しいです。
野茂もそうでしたね。

偉大な人というのは、少し変わっているスタイルがあるように、思えます。
熱々の枝豆食べるのは、まだまだ変人扱いですが、いずれメジャーになると思います。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、球体(旧態)依然の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。