''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

厚切りの秋鮭を食らう より。

朝から雲ひとつない空です。
秋の深りを感じます。
少し肌寒いです。

そう言えば、秋の味覚が不作や不漁ですね。
松茸もダメのようですね。
スーパーに並ぶのは、中国産の松茸です。

海の幸の方も、不漁のようですね。
海水温が下がらずに、さんまや鮭が不漁と聞きます。

今年は、何度かさんまや鮭も食べています。
鮭も、塩した鮭は年中食べられます。
ただ、秋鮭となると話は別です。
この時期しか食べられません。
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先日も、秋鮭をグリルで焼きました。
アロマっ子さんから頂いたすだちを添えて、頂きます。
鮭の香りがいいです。

塩した物とは、別物の味わいです。
身も柔らかく、グリルかムニエルのソテーをして頂くと、その素材の持ち味が楽しめます。

小麦粉を付けてもいいし、そのままサーモンステーキにしてもいいかもですね。
キングサーモンの筒切りしたステーキも、食欲がそそります。
バターソテーも、これまたいい感じです。(ローラ風に)

ここまで来れば、白のワインもいい感じです。
生魚に白ワインは合わないことが多いですが、加熱した魚なら白ワインも楽しめます。

この日は、日本男児ですから、やはり、日本酒で頂きました。
熱燗がいいです。
猪口もいろいろ持っていますが、いつも使うのは同じのもが多いです。
珍しいものなら、玉杯も持っています。

でも、中華の玉杯ですから、やはり紹興酒になるんでしょうね。
残念ながら、私は紹興酒が苦手です。

日本酒で乾杯します。
秋鮭は、美味いですね。
あっさりしています。
もちろん、脂も乗っていますが、くどくないと言えます。
柑橘系の果汁が、これまた合いますね。

日々の暮らしの中で、ついしていると言う気持ちが出ることがあります。
仕事も、仕事をしているのか、仕事をしてやっているのか、仕事をさせてもらっているのか、同じ仕事でありながら、気持ちの中で、その意味合いが変わります。

まさしく、無のくどく、無功徳ですね。
禅の言葉として有名です。
菩薩達磨が、梁の武帝との会話から出た言葉です。
何度か紹介しています。

何かすることに、見返りを求めちゃダメです。
見返りを知らず知らずに求めるのが、人間です。
思ったような見返りはありません。

日々の暮らしの中、ささやかな幸せがあるだけです。
特別な幸せは、そうありません。
目線を下げたところに、幸せを見つけることしかありません。

上を見ても、下を見ても、切りがありません。
その中で自分の分にあった幸せを見つけられると、幸せです。
厚切りの秋鮭、贅沢な気分です。
ちょっと幸せです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、厚切りの秋鮭の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。