''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

菜の花のゴマ和えを食らう より。

昨日、スーパーに行くと、菜の花が売られていました。
辛子和えにしようか、ゴマ和えにしようかと、しばらく考えゴマ和えに決定です。

俗に「まごはやさしい」と言う言葉があります。

・・豆類
・・ゴマ
は(わ)・・わかめなどの海藻
・・野菜
・・魚
・・しいたけなどのキノコ類
・・いも類
食品研究家で医学博士の吉村裕之先生が提唱されているバランスの良い食事の覚え方のようです。

ゴマには、セサミンが含まれています。
肝臓の活性酸素を低減する作用があると記されています。
酒飲みには、食べなくてはなりません。

とりあえず、ゴマは食べやすいです。
何にでも、パラパラと振って食べています。

鍋を食べるなら、トンスイのポン酢の中に、少し入れます。
ふりかけにも入っています。
炒め物にも、チャーハンにも入りやすいです。

ですから、ひと袋キッチンに置いています。
それが、菜の花のゴマ和えに決定した理由の一つです。
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薄い八方地に、砂糖を少し入れて、味を整えます。
これに、固ゆでした菜の花を、この八方地の中に漬けます。
少し味を入れて、器に盛り付けて、ゴマをワンサカ振りました。

なかなか美味いです。
ごはんの小鉢にしてもいいし、もちろん、熱燗の晩酌の一品にしてもいいです。
旬のモノを食べると、体が中から綺麗になったような気がします。


与謝蕪村の有名な俳句です。
この俳句は、安永三年の三月二十三日に詠まれた句だとされます。
今の西暦のカレンダーにすると、1774年5月3日となねるようです。
少し春と言うより、もう少し暖か初夏をイメージするかの俳句になるんですよね。

菜の花の黄色い花が、畑一面黄色の景色と、真っ赤に染まった夕焼け時期、それを背景にある月と夕日の対比が、何とも言えず絵画的な蕪村らしい俳句に思えます。
もちろん、月は満月でしょうかね。

俳句の世界も素敵です。
17字の宇宙があります。
私も一句です。

菜の花やゴマと和えるか手酌酒

手酌の酒は、慰労酒です。
古来、酒は注いでもらうが、貴人の飲み方です。
「酒は燗 肴は刺身 酌はタボ」 と言います。

こんな私は、ダボですね。
ダボ、漢字なら駄目な阿呆で、駄呆です。
関西でも、少し汚い言葉です。
使う人も、使う地域も限られています。

私の生まれた地域は使わなかったのですが、となりの地域は使うので、子供の頃、言われている事の意味が分からなかったです。
そのオジサン、何か、怒っていたのでしょうね。

菜の花に、ゴマを和えたり、辛を和えたりすると、これまた乙な味になります。
春の野草味の苦味が、なんても言えずいいです。
春を食らうという気になりました。

一鉢に、春を感じるのは、いいです。
旬と感じられる食材に、感謝です。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かな安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせるように、祈るばかりです。

最後まで、セサミンストーリーの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。