''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

小さな路地を抜けたくなって 柳小路編 より。

人生いろんな道を歩みます。
なかなか上手くいかない事が多いです。

気持ちの整理もつかないことも多いです。
何やら、気持ちが落ち着きません。

たまにはと、早い目の晩酌タイムとします。
とは言え、昨日は週に一度の休刊日でした。
最近、少しも苦になりません。
いい習慣になりました。

食事も少し減らしています。
最近、流行の食べる順番のダイエットをやっています。

もともと、少し太り気味です。
夏に向けて薄着になれば、ぽっこりした腹も気になる年頃です。
中年とは言え、まだ諦めていない方の人種です。

野菜を食べて、味噌汁飲んで、そして、おかずを食べて、最後にごはんです。
ごはんまで来れば、すでに満腹中枢も、伝達しています。

その為に、一気にごはんの食べる量が減りました。
いい感じです。
スリムになってどうするって感じです。
でも、油断はいけません。
すぐにリバウンドしますからね。

やはり、ストレスの解消には、飲食が一番お手軽です。
それも、お酒でストレスを解消しようとします。
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少し前、ふらりと河原町まで来たら、何やら近道したい気分になって、路地を抜けました。
路地と言っても「柳小路」と言う名が付いています。
この名を聞いて、あそこかと思える方は、そうとうな通です。
裏寺町から抜ける通り抜けの路地みたいな小路です。

名前がいいです。
確かに、少し斜めに進みます。そんな意味では、柳の葉をイメージ出来ます。
こんな細い路地にもお店はあります。
ここが、京都の凄いところです。

最近この辺りが、お洒落になりました。
私たちが学生時代には、「さぁ、どうぞ」「いい娘いますよ」って、引き込みに遇っていました。
最近、そんな雰囲気はありません。
健全な街になったのはいいです。
オーパも近くにありますからね。

いらいらした事も、柳の葉っぱのように、するするっと、風に流せたらいいのにと思います。
京都で、柳と言えば、柳馬場押小路でご存知の「お半長」こと、お半長右衛門ですね。
桂川連理柵~帯屋の段』という心中ものの浄瑠璃の中にの話ですね。
浄瑠璃・芝居のことより、落語の「胴乱の幸助」の方が私には馴染みがあります。
何よりの道楽が、ケンカの仲裁という風変わりな男の噺です。

今や有名なその場所には、蒲鉾屋になっていると聞きます。
この風変わりな男も、柳のような風に揺らめくような、少しのんきな性格なら、良かったのでしょうね。
世の中なかなか上手く行きません。

そんな柳小路にふらりと足が向いましたね。
休日なら、このまま大衆酒場・創業昭和40年「たつみ」に向いそうになります。
昼間から、桝酒となりそうです。

この日は、まだまだすることがありましたので、回避です。
そこは、臨機応変に、柳の幹のようです。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せはあります。
ありがたい仏縁に感謝して、暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、柳の枝のように軽く揺れるこ憧れる話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。