''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

上方落語家・六代目 笑福亭松喬が逝く より。

今日の新聞で何気なく記事を見ていると、落語家笑福亭松喬さんの逝去の記事が目に止まりました。
ネットで詳しく調べると、一昨年12月、末期肝臓がんの告知を受け、闘病しながらも高座に上がり続けたと言う記事を見つけました。
亡くなる少し前の7月27日の日本の話芸では、「網舟」をやって居られましたね。

あれが、見納めとなりました。
大変残念に思いますね。
享年62歳とは、まだまだこれからが落語家として円熟味が出て来る所です。

仁鶴さんじゃないけれど、勿体なすぎます。
7月27日の日本の話芸では、そのお姿が別人でした。
あの少しでっぷりとした笑福亭松喬さんではありません。

線の細い「網舟」となりました。
七代目の松鶴こと、松葉さんの訃報にも、もったいないと思った位です。
吉朝さんといい、円熟した姿が見られないこと、噺が聞けないことが残念です。

私の中では、体型が少しでっぷりとして感じから、落語「花筏」が、印象的です。
しかし、新聞に訃報記事が乗る落語家になったのは、凄いことですよ。
もっと熟した深い落語が聞きたかったと思うばかりです。
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ささやかながら、ご冥福を祈りたいです。
もう一度、最後の「網舟」を聞いてみたいと思います。

健康であることに、今一度感謝して暮らしたいです。
今日あることは、ありがたいです。

日々の暮らしの中に、ささかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、私の記憶の中から消去されない落語家さんの話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。