''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

新梅田食道街 ドリヤードにて ジンジャーエールで喉を潤す より。

朝から強い日差しです。
今日は、68回目の終戦記念日です。
今あるこの平和に感謝したいです。
政治的なパフォーマンスに振り回されるのは、好みません。

それにしても、暑いですね。
朝から我が家の居間は、32度を温度計が指しています。
とは言え、玄関に打ち水して、裏庭に風を通していますので、暑い暑いと我慢できないものではありません。

エアコンも設置していませんから、これが普通です。
もちろん、扇風機は回しています。

普段からあまり冷たいものも飲まないようにしています。
せいぜい例外は、晩酌タイムの発泡酒くらいでしょうね。
それも、キンキンに冷えたのは、好みません。

先日、神戸の家族会の帰り、プラスワンのゲストと梅田に立ち寄りました。
この日は、私にとって一日で「三都物語」になったと言えます。
大阪駅も綺麗になって、何やら何処がどこか分かりません。

何やらヨドバシカメラに、新作のカメラを見ようと誘われました。
こっちこっちと、連れて行かれるままに、カメラ売り場です。

最近は、女性の目線でカラフルなカメラが売られています。
ピンクのカメラには、少し驚きを感じます。
オーダーメイドの色を指定出来るメーカーもありますからね。

カメラ女子の姿も、売り場で見かけますね。
昭和の頃、カメラ売り場と言えば、おじさんばかりでしたからね。
時代も、平成になって、いろいろと様変わりです。

大阪梅田と言う場所も、様相が変わっています。
ただ、まだ昭和の香りのする場所もあります。

その最たるものが、新梅田食道街でしょうね。
大阪駅前にあります。
私も何度かここの記事を書いています。

前回にも来た喫茶店「ドリヤード」にて、カメラ三昧の後、休息しました。
ここでは珍しい2階建の喫茶店です。
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ジンジャーエールをオーダーしました。
相方は、レモンスカッシュを頼まれたようですね。
略して、「レスカ」です。
懐かしい昭和の響きもあります。

店内は至って、昭和の雰囲気です。
純喫茶って感じでしょうかね。
この日も暑かったので、氷の入ったジンジャーエールで喉を潤します。

禅の言葉、禅語の中に、「一滴潤乾坤」(いってきけんこんをうるおす)と言うのがあります。
この世は、常に相対観の世界です。
何かに比べて、良いとか悪いか、大きいとか小さいとか、幸せだとか不幸せだとか、の曖昧な世界の中に住しています。

しかし、仏の世界では、絶対観の世界です。
そう言う意味で、「一滴の水が全宇宙を潤す」と言えます。
一滴の水が、なければ、今飲んでいる水もありません。
作物も育ちません。

そんな雨も太陽も、何らの区別することなく、天から降り注がれます。
ありがたいことです。

ただ、今年は「ゲリラ雨」には、困惑しています。
あちらこちらで、水の被害が問題となっています。
あれだけ降っても、水瓶の水のない渇水状態でしょう。

今一度、一滴の水のありがたみが分かります。
ただ、この炎天下の中では、「一滴潤乾坤」(いってきけんこんをうるおす)と言うより、「一雨、千山を潤す」の禅語の方が、涼しく感じます。
一と千の対比が、なかなか面白いですね。

それなら、いっその事、一と億の対比の方が良さげです。
でも、禅の言葉の中なら、一と万の対比にして、「一雨、万山を潤す」の方がしっくり来ると思うのですがね。
なかなか、そんな風にはなりません。

そう言えば、有名な憲法学者関西学院大学の「一円一億」さんと言う先生の名が浮かびました。
何とも、命名された親御さんのセンスの良さを感じます。
名は体を表すと言います。
生涯を共にする名前ですからね。

ただ、私のように戸籍の上を、三度も下の名前を変名した奇人もいますけどね。
名前だけで、何も出世には関係していないです。

この一杯のジンジャーエールで、心にも体にも、休息を与えてくれました。
相方だけが、スカッシュしたわけではありません。

自分の分にあった幸せが、ささやかにあるだけですね。
ありがたい仏縁に感謝して、暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、少しだけエールを貰った話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。