''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

新しい年が始まりました より。

あけましておめでとうさんです。
今年もよろしくお願いいたします。

朝起きて、太陽の日差しに、機嫌良く目覚めました。
少し風の強い大阪の元旦です。

やはり、正月と言うと、新年の祝いでしょう。
貧家でも、ささやかな祝いの膳を用意しました。
昨日まで仕事でしたから、これと言って用意はありませんが、そこはブロガーですから、何かと用意を整えました。
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まずは、簡易の盛の祝い膳です。
紅白の蒲鉾に、黒豆、そして、メインの鰤の塩焼きです。
今年一年、まめまめしく働けますようにと、黒豆です。
出世魚の鰤の塩焼きを、真ん中に、朱塗りの盆に盛りつけました。
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朱塗りの椀に、雑煮も用意です。
金時人参と大根の紅白盛を餅に添えて、盛り付けです。
天にネギもたっぷりです。
もちろん、関西ですから、白みそ仕立てです。

少し甘い目の白みそは、主に雑煮用です。
雑煮とは、古来五臓六腑を温める滋養のある食事と言う意味が、こめられています。
因みに、お節とは、節振る舞い料理の略です。
節とは、節日であり、節日とは、神が地上に降り立った日だと聞きます。
神様と一緒に食事をするため祝いの料理が、節振る舞い料理であり、お節です。

本来お節とは、国内どこでも手に入るような簡素な食事の筈です。
それが、今や数万円などの高価な料理になってしまったのも、時代の流れです。
しかし、ささやかながら、祝いの膳は必要です。
和食でなくても、洋食でもいいと思います。

しかし、久しぶりの鰤の塩焼きは、美味いです。
最初、定番の照り焼きにしようかと思ったのですが、脂の乗った鰤を見て、急遽塩焼きに変更です。
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もちろん、これらには祝いの屠蘇が用意しています。
酒は、伏見の酒魂純米吟醸 玉乃光です。
伏見の酒は、伏水を使った女酒です。
ほどよく喉越しも、はんなりして呑み口もさっぱりしています。

まずは、祝いの酒ですから、冷で一献参りました。
うーん、正月の酒の味がします。
手酌の酒に、朱塗りの升酒です。
松竹梅の3つ揃いの升です。
一番大きな升は、時に造りを入れる向附けにして使う事があります。

酒呑みの中では、升酒と言えば、つまみは塩ですよね。
塩以外では、酒の味が変わると言います。
私はそんな通ではありませんので、鰤の塩焼きで呑めるのは、これまた幸せです。
甘い黒豆でも、呑めますよ。

静かなこの一年が始まりました。
穏やかな過ごせそうな予感です。
ありがたいと、感謝の念が絶えません。

今年も皆々様にとって、より良き一年となりますように、お祈りいたします。
この一年も、何卒よろしくお願いいたします。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、紅白の祝いの膳の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げ
ます。