''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

戌(犬)の日に、大阪天満宮に参拝、下見も兼ねて より。

朝から日差しは有ったものの、少し風がひんやりしています。
こんな日に、昼から想い出の地の大阪天満宮さんに参拝です。
人出は少ないながら、それでも多くの方の参拝がありますね。

この地は、私達が、結婚式を挙げた想い出の神社さんです。
何か特別な気持ちが、二人してあります。
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儀式をした神殿では、私達夫婦の盃事もありましたが、親子の固めの杯事も行いました。
私は、妻の父と、妻は私の両親と、杯をそれぞれ酌み交わして、神の前で親子の固めの儀式を受けたことになります。

ある意味、どこぞの社会と同じなんですね。
一度親として盃を受けたなら、黒が白でも、親が黒と言えば、黒であり、白と言えば、白となるのが、筋なのでしょうね。
それが、ルールですね。

今、岳父がしばし療養の為、入院しています。
快方に少し少し向かわれるように、思われますが、日にち薬と言うモノです。

早番などの帰りに、立ち寄りますが、親子して二人きりでしゃべる機会は、それほどありません。
日常なら、二人きりで、2時間近く膝付き合わせて、会話するのも、稀ですからね。

ここぞとばかり、何気ない会話を楽しむように、させて貰っています。
「すまん。すまん」と言われますが、そこは、神の前で、親子の盃を酌み交わして、義理とは子供ですからね。
気を使わせまいと思いますが、中々居心地が悪いやもしれません。

何か食べたい物を聞いて、用意するようにはしています。
ただ、体の上で、良くないものは、持って行くわけには参りませんが、少なからず、喜んでもらっていると思います。
一日も早い回復を念じるばかりです。

そして、来年には、もう一度、この大阪天満宮に参拝させて貰うつもりです。
そうした下見を兼ねて、今日の「戌(犬)の日」に、二人して、参拝です。
犬と盃が出て来ても、ワンピースの海軍本部元帥・赤犬・サカズキとは、関係はありません。
その意味においては、モデルの菅原文太さんの方が、そちらの世界とは繋がりが、深いでしょうね。

海軍本部元帥・赤犬・サカズキと言えば、ロギア系悪魔の実 マグマグの実を食べたドロドロのマグマ人間です。
そのイメージで、菅原文太さんがモデルとなったとは、思えませんがね。

菅原文太さんと言えば、73年に始まった「仁義なき戦い」シリーズの広能昌三役で人気を不動した後、映画「トラック野郎」シリーズなど数多くのヒット作を残されました。

それでも、あの「仁義なき戦い」のイメージは、強いです。
シリーズ最終に、『仁義なき戦い 完結篇』の武田明役として出演された小林旭さんとのセリフの中で、「今度一緒に飲もう」と言う意味のセリフがあるのを思い出します。
それを菅原文太さん演じる広能昌三は、飲まないと断ります。

何か一本筋が通った感じがして、好きなシーンです。
手打ちになったからと言って、一緒に飲むことは出来ないのは、当然です。
多くの犠牲を出しての、手打ちですからね。

世の中は、筋を通す事の難しい差を、つくづく感じますね。
目先の欲の為に、昨日の敵は、今日の友にはなりません。
武士の世界に於いても、犬は侮蔑の意味です。
犬侍は、武士の道をわきまえない卑怯な侍の事を、意味すると聞きます。

ですから、干支をモチーフにした刀の鍔(つば)にも、犬と猪は、極端に少ないです。
武士にとっては、犬と猪は、犬侍と猪侍と、侮蔑の意味が強いですからね。
鍔の収集家にとって、犬と猪は、垂涎の的なんですよ。
これが、あれば干支で揃えられます。

盃事から、話はあちこちに飛びましたが、それだけ意味の深い儀式だと言う事ですね。
よくよく考えて行うことが、肝要です。

神前での誓いは、絶対でしょう。
今日も一つ、願いをかけました。
いい結果になることを、祈ります。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、とりとめのないワンパターン話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。