''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家のスィーツものがたり 抹茶どら焼き より。

今日も朝からぐっと冷えました。
同じく、帰りにも気温がぐっと下がっていると、強く実感させられましたね。
こんな寒い日は、熱燗に限ります。
まだ、ふぐのヒレ酒が残っていますので、今夜もヒレ酒の燗酒と行きたいです。

昨日、帰宅途中に、愛車スクータースズキアドレスV125の給油をしました。
前回の総走行距離が下4桁3159キロメートル、今回の総走行距離が下4桁3314キロメートル、走行距離は155キロメートル、給油量は、4.01リットル、1リットル辺りの走行燃費は、38.6キロメートルとなります。

燃費が、1リットルあたり、39キロメートルを切るのは、初めてです。
何かトラブルでもあったのかと、思い返しても思いつきません。
やはり、気温が下がったことによるのが原因なのか、不明です。
このまま、不明が続けば、少し走行を考えねばならないようですね。

晩酌タイムまで、もう少しあります。
ここは、熱いお茶でも飲んで待ちましょうかね。
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先日、嫁が南三陸から頂いた餡を使って、抹茶風味のどら焼きをくれました。
抹茶の緑と、どら焼きの黄金色が何とも、いい感じです。
いつものNARUMIの象さんの中皿に盛りました。

甘みもふくよかで、どら焼きの生地もふんわりと、そして、抹茶の香りもしています。
なかなか、美味いと思います。
家で、こんな抹茶どら焼きが食えると思えば、幸せです。
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写真のカット面の餡が見えると、何とも言えず、いい感じです。
ある意味焼き物の唐三彩の雰囲気でしょう。
いい仕事していますねって、中島さんの声が聞こえそうです。

そう言えば、先日の鑑定団の鑑定品の中に、「本阿弥光徳の刀絵図」が出ていましたよね。
見た瞬間に、写しだと分かりました。
それも、本物とは出来が違っていました。
私も、この「本阿弥光徳の刀絵図」を見たことがあります。

その時展示のあったものに、豊臣家御腰物帳の「一期一振(いちごひとふり)」の刀絵図あったのを覚えています。
今残っているのは、再刃したものですよね。
大阪の陣で焼失したものに、康継が再刃したものと聞いています。

ところが、刀絵図に残っているのは、もちろん、焼失前のオリジナルでした。
一期一振(いちごひとふり)」と言えば、粟田口藤四郎吉光の唯一の太刀ですよね。
吉光と言えば、短刀も名手です。
その名手が作った最初で最後と言われる唯一の太刀と聞きます。

もし今あるとなると、値段が付けられないにしても、億からスタートであることに違いがありません。
それ以上に、そんな逸品が市場に出る事はありません。

売りに出ることが無いにしても、売りに出れば、すぐに、東京国立博物館の所蔵になるでしょうね。
もちろん、今現在でも、再刃と言えど、皇室御物とされています。

秀吉公の所蔵品ですが、凄いのは、生ぶの太刀を磨上げた事です。
小柄な体格であった秀吉公は、自分の体格に合わせて、もともと刃長が2尺8寸3分(約86cm)あった「一期一振」の太刀を、2尺2寸7分(約69cm)に磨上げたと聞きます。
当時の天下人としては、何の不思議もなかったのでしょうが、普通では考えられない事です。

17センチも磨上げたら、太刀の姿も変わります。
大胆と言うか、天下人の感覚なのでしょうね。
驚くばかりです。
刀絵図を思い出しながら、やはり、天下の名刀に違いないでしょう。

その刀絵図の緻密な作業に、驚きます。
本阿弥光徳の功罪はありましようが、やはり、目利きは確かな方でしょう。
あれだけ緻密な研究が出来るのは、本阿弥家に生まれたことも縁もあるはずです。
もし本阿弥光徳が、百姓に生まれていたのなら、「刀」の価値、安土桃山時代が、現在の時代が無かったのかもしれません。

歴史に、もしはありませんからね。
とは言え、こんな名刀で、今日どら焼きみたいな菓子など切ったら、綺麗に切れるでしょうねって?
やはり、餅は餅屋ですから、ぺティーナイフで切った方が切り口は綺麗かもしれません。

「正宗で大根を切る」の例えが、あるのと同じです。
三太夫と声をかければ、落語の「松曳き(まつひき)」のそこつな殿様ですよ。
「餅は餅屋」の例えです。
「まんじゅん」ならぬ「どら焼き」なら、こわいと言って熱いお茶が呑みたくなります。

ありがたいと、嫁に感謝です。
今日の早番の2度目の朝食は、この抹茶どら焼きを頂きました。
おいしゅうございました。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、抹茶風味の甘~い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。