盧山恵行(ろさんえぎょう)【関盧山】(1864-1944)
名古屋出身。実叢定真(じっそうじょうしん)の法嗣、徳源寺(愛知県)第5世住持を経て、妙心寺第578世住持、第11代管長。
11歳で岐阜県溪雲寺の仁寶和尚について得度。のち洞泉寺の穆宗和尚のもとに移る。
18歳の時、徳源僧堂に掛搭、関鰲巓老師に参じる。
鰲巓老師遷化の後は、実叢定真老師に参禅、その法を嗣ぐ。
昭和3年(1928)、席を古仲鳳洲老師に譲り、碧松軒に退隠。のち車道町の霞谷庵に閑居する。
昭和19年1月31日、80歳で、示寂。