''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

春の雨、寒いと感じる季節なら、燗酒と関東煮(おでん)で決まりです より。

昨日も日中は、15度近くなっていた大阪の地です。
でも、この雨で寒く感じます。
肌寒いと言う感じが強いですね。

 

株式の方でも、ダウが連日下がった影響で、日本経済も寒い風が吹いています。
昨日は、一時400円近く日経平均を戻しましたが、ダウの影響は大きいですね。
アメリカがくしゃみをすれば、日本は風邪をひくと揶揄される由縁でしょうね。

 

人生いい時もあれば、悪い時もあると、分かっていても、体感すれば、何か悪あがきしようとするのが、凡夫の悲しいサガでしょうね。
晴れる日もあれば、雨の日もあります。
そう自分に言い聞かせています。

 

寒いとなれば、暖かいようにすればいいだけです。
『南方録』を思い出します。
 「夏は涼しいように、冬は暖かなように」 
 「侘びの小座敷の道具は、すべて足りぬことがよい」

 

少し足りない方がいいと言う事もあります。
こうした古き書物の引用に、癒されることも多いです。

 

寒いとなれば、燗酒と関東煮(おでん)が思いつきます。
我が家の関東煮(おでん)も、シーズン終わりと言いながら、そこには食卓の花があります。

 

鍋もよくします。
先日も、鶏肉のとりちりを頂きました。
白菜、豆腐、長ネギ、人参、鶏肉ですね。
出汁もよく効かせています。

 

3歳児ゆうゆうは、まず出汁の味の確認から始まります。
次に、とりちりをしている最中、一緒に焼き鳥の用意を併用してやっていましたので、前菜は、焼き鳥とほうれん草のおかか和えが、添えられていましたので、それを最初に口に入れましたね。

 

どうも、ゆうゆうは、焼き鳥が好きなんです。
香ばしく焼き上げた鶏肉の香りと味が好きみたいです。
時に、塩コショウだけで、時に甘辛い特製タレを付けて食べさせます。
時に、辛いコチュジャン入りの特製タレでも、平気で食べます。

 

なかなかの兵です。
まずい食べません。
難しいお客みたいです。

 

最近の食べ物屋さんでも、しったかぶりの通を意識させるようなお客が居ます。
昔からも居ましたが、最近つとに増えました。
口うるさい事を言うなら、高級店に行けばいいだけです。
それなら、通ぶって、高い費用を払えば、店も何もいいません。

 

一番許せないのは、自分が特別で、他のお客さんをバカにしたような事が多いです。
特に、酒の事で言うなら、燗酒をバカにする通ぶった人間がいます。
日本酒を燗にするのは、バカがすることだと思っていますからね。

 

燗酒も奥が深いです。
日向燗、人肌燗、ぬる燗、上燗、熱燗、とびきり燗、温度によってその名前が変わります。
大抵は、上燗が万人向きだと思っています。
でも、とても寒い時に、熱燗の旨みも分かります。

 

燗上がりする酒も、意外と多いですからね。
燗上がりするとは、燗にした方が美味しいと感じるお酒の事です。

 

それ以上に、勘違いが多いのは、冷の酒、ひや酒と言う言葉を勘違いしている方が多いですね。
通常、冷の酒、ひや酒と言うのは、常温の酒の事です。
季節がいいなら、これが一番美味いと感じます。

 

それが、世の中の勘違いで、ひや酒を漢字で、冷の酒と書けば、冷酒(れいしゅ)と勘違いされる方が多すぎます。
冷酒(れいしゅ)は、冷蔵庫で冷たく冷やしたお酒の事ですよね。

 

酒の事をあれこれと通ぶる方に多いのが、その酒器の知識のない事です
お酒の入った容器を、お銚子1つと言う方が居ますが、大抵の徳利でしょう。
銚子と言うのは、全く形が違います。

 

チロリも、趣がありますよ。
高級なお店に行くと、徳利も染付や有田も多いです。
祥瑞(しょんずい)の徳利や盃が使われます。
何とも豪勢な感じがします。

 

そういう酒器もめでて楽しむ所に、高級店の良さがあるんです。
無暗に盃を当てて、乾杯などしてはいけません。
乾杯は、盃を上げて、お酒を楽しむものです。
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もちろん、肴は関東煮(おでん)ですね。
大根、玉子、蒟蒻、ごぼう天、竹輪、牛すじ肉、舞茸、豆腐です。
蒟蒻は、唐辛子の入っているものです。
時々食べたくなります。

 

寒いと、熱々の大根と熱々の豆腐が、美味く感じます。
日本人に生まれて良かったと、思える瞬間です。
ここにお迎えに来るのは、燗の酒と言う事になります。

 

幸せです。
えも言われぬ庶民の幸せです。
出汁は、しっかり効かせて、出汁に色を付けていません。
京風の関東煮(おでん)ですよ。
汁も濁らず澄んでいます。

 

大衆酒場風に、味を濃くしてもいいんですね。
どちらも、好きな味付けです。
播州関東煮みたいに、砂糖が入った甘い辛い味付けも、好きですよ。

 

地域地域で、おでんがありますからね。
どこがいいとか悪いとかは、ありません。
自分の好みがしっかりとあるのは、人として大切な事だと思います。
恥ずべき味は、ないと思います。

 

娘が美味しそうに、私の横でごはんを食べているのを見るのは、幸せな時間です。
ありがたいと感謝してい暮させてもらっています。
ありがたいことです。

 

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。

 

https://blogs.yahoo.co.jp/kantoshoue/34659161.html ;「おでん」と「関東煮(かんとうだき)」の「と」 より。]