''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

やっぱり、関東煮(おでん)が食べたくなります より。

はやはや驚きの日本経済です。
ダウが、800近く下がると、日経平均も、550以上下るとは、なかなか先行き不安です。
数日のただ下がりに、くらくらしますね。
数字の変化は、世の中の常ですが、いろいろと思惑と違うのに、戸惑うばかりです。

 

「世の中に、驚く事は多いが、山より大きな猪はいない」と、升田幸三さんの言葉が聞こえそうです。
「新手一生」掲げて来られた偉大な棋士さんですね。
プロ棋士が、ひふみんと親しげに呼ばれる一二三先生とは、何か雰囲気が違っていた時代です。

 

升田幸三さんの雰囲気から、「釈迦とキリストとソクラテスのような・・・」形容されることが多かったですね。
陣屋事件など、世間でも有名な先生です。
何か哲学的なと言うか、禅的思考が感じ取られます。

 

勝負と言う言う意味では、プロ棋士は凄いですね。
ここ一番の集中力は、凄いと聞きますからね。

 

私は、そうそう集中力が、切れています。
思うように、前に進めていません。
「たどり来て、未だ山麓」とは、大成した方の重い言葉ですが、たどり来るどころか、未だ出発点辺りをうろついています。

 

人生の方向音痴ですね。
それでも、前に進むしかありません。
この道の先に、長安があると信じて、歩むしかありません。
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いつもの玉箒の登場です。
となると、肴は、冬の定番の関東煮(おでん)です。
もちろん、手酌の酒に代わりありません。

 

煮込んだ関東煮は、美味いです。
郷里播州では、真っ黒の汁の中で、具材が鎮座しています。
漆黒の汁です。
ですから、汁は基本呑まずに、小皿のショウガ醤油に付けて食べます。

 

練りモノも有名です。
油菓子の文化も定着しています。
甘いモノが好きと言う地元の下地があって、郷里の播州関東煮が存在します。
郷土料理です。

 

おかずと言うよりは、酒呑みの肴のイメージが強いですね。
紺色に白抜きの関東煮の暖簾が、何か郷愁を誘います。
大抵店には、おばちゃんか、おばあちゃんが居ますね。
それも、店の雰囲気かもしれません。

 

おでんと言えば、親父ですね。
どうも、播州産の私としては、一度「関東煮」を「おでん」に変換する作業が必要になります。
田舎もんです。
暮らしてきた場所も、兵庫、京都、大阪とまるで、三都ものがたりのイメージかもしれません。

 

どうやら、ここ大阪が終の棲家になりそうです。
私が大阪に住むなんて、全く考えた事もなかったですね。
京都伏見の辺りが、終の棲家になるものだと、数年前まで考えていたくらいです。

 

それから、嫁が来て、子供が出来てと、知らぬ間に、人並みの暮らしが、描けました。
50前に嫁が来て、50歳にして、子供が出来るとなると、いろいろと味わえる事が多いですね。
いろんな御縁の中で、暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝が絶えません。

 

とりあえず、乾杯です。
何に対して、乾杯なのか、それは考えずに、乾杯です。

 

関東煮は、いいですよね。
いろんな具材から、いろんな味が染み込みます。
豆腐も好きですし、厚揚げも好きです。

 

まず、豆腐が美味くなるように考えています。
出汁も濃いめにしています。
味は濃くせずに、出汁を効かさないと美味くはなりません。

 

出汁は、出そうと意図するのでなく、自分以外のモノから美味さを吸い上げます。
何か人生訓にも感じます。
上燗を前に「へいへいへいと」逆らわずに、生きるのもいいですね。

 

もちろん、燗酒は、上燗にして置いて下さいよ。
ぬる燗でも、日向燗でも、熱燗でも、とびきり燗でもイケません。
程良い上燗が美味いと感じる年頃になりましたよ。

 

大根が美味い時期になりました。
郷里の父が作った無農薬の大根を送ってくれます。
もちろん、3歳児のゆうゆうにも食べさせています。
「おいちぃー」と言って食べます。

 

好き嫌いないように、いろんなモノを食べさせています。
関東煮の中で好きなのは、豆腐とすじ肉ですね。
すじ肉の味が好きみたいです。

 

最近、「お肉、お肉」と連呼することが多いです。
先日食べた焼き鳥も、上手に食べていました。
手慣れた感じがするんです。
また、誰に似たんだかと、嫁がその製造者責任を問われます。

 

さらに、ラーメンをすするのが、上手になっています。
「つるつる」とよくおねだりされます。
稲庭うどんだったり、茹でうどんだったり、にゅーめんだったりしますが、生麺から湯がいたラーメンが特に好きですね。

 

それこそ、また、誰に似たんだかと、嫁が更にその製造者責任を問われます。
嫁は、それほどラーメンを好みません。
関東煮も、好きとは聞いたことがないので、もしかしたら、私が作っているので、我慢してくれているのかもしれません。
ただ、私が作る関東煮は、京風のおでんです。

 

漆黒のスープでなく、澄んだスープにしていますよ。
子供いますから、味は濃くしていません。

 

その分、私は辛子を添えています。
関東煮やおでんには、黄色い辛子は、必要ですよね。
イチラーですから、一味もフリフリしますよ。

 

親子三人で我が家で頂く熱々の関東煮は、ご馳走です。
ありがたいなと、しみじみ感じながら頂いています。
ゆうゆうが、「おいちぃー」と言ってくれるのが、最高の賛辞です。
ささやかな幸せを噛みしめています。

 

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。