''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家の食卓ものがたり バルサミコを使ったトマトソースの広がる世界 より。

ニュース番組では、あの川崎の事件の特集が行われています。
何故、罪なき人が、罪なき子供が、狙われたのか、意味不明です。
個人的な恨みがあるとの、ニュースの解説が見られます。
わざわざ、電車で事件のあった場所に、朝の時間に行っての犯行です。

 

何やら、心の闇を感じます。
ただ、人の心に闇があるのと、人を殺傷するのとは、別問題です。
近所でも、トラブルメーカーの問題住人だったと聞くと、役所や警察としても何か対策があったのではないかと思います。

 

死なず済んだ命が、ここで絶たれたわけですからね。
具体的に何が出来たと言えば、それは直接的には、対策はなかったと思います。
まさしく、テロ行為ですから、直前に予防する策もあるはずもありません。

 

懸念するのは、こうした事件が引き金となって、第二第三の事件が発生することでしょう。
この加害者を擁護するネットの動画もあるみたいですが、どう釈明しようと、これが正当化される意見は、どこにもないと思われます。
何だかやり切れない気持ちでいっぱいです。

 

気分を変えないといけません。
そうそう先日嫁が、私の欲しいと言っていたモノを買って来てくれました。
私の欲しいモノと言えば、料理に使う隠し味になる、味方です。
見て分かる方も多いと思われます。
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ご存知、アドリアーノ グロソリ アチェート バルサミコ 250mlです。
説明に寄りますと、アドリアーノ・グロソリ社は、1891年に前身の食品専門会社を創設し、その後1974年にバルサミコ酢の専門会社となりましたとのことです。

 

先進の製造技術を取り込みながらも、昔ながらの伝統的な製法を生かした、バルサミコ酢作りをしており、「公爵の酢」と称される高貴な味わいは、北イタリア・モデナで作られているようです。
どうように使うのかと言えば、煮詰めて肉料理のソースに、またはそのままアイスクリームや果物、サラダ等にトッピングして召し上るのがいいようです。

 

私は、もっぱら煮込みです。
トマトソースなどの煮込みに使うと、一味味変します。
入れたのと入れたないのとでは、全く違う味わいです。

 

先日もトマトソースベースに、スペアリブと野菜の煮込みを作りました。
パスタに合わせても美味いし、少し煮詰めてものを、ごはんの上にかけて頂くのも、美味いです。

 

簡単に作るには、トマトソース系のハヤシライスの素をベースにしても、お手軽に出来ると思います。
もちろん、この「公爵の酢」の入れて煮込むと、うーん、上品な味わいです。
たった入れるだけで、一味格上げた味になります。

 

公爵と言えば、戦前の日本でも、華族が採用されていましたので、日本にも公爵は居ました。
明治維新後の1884年明治17年)に華族令(明治17年宮内省達)が制定された時には、公家では、旧摂関家の、近衛家九条家二条家一条家鷹司家と、旧清華家で維新の功績のあった三条家、旧羽林家で維新の功績あった岩倉家の七家、武家では、徳川宗家(徳川家達)、毛利家、島津宋家、島津家(玉里家)の四家だけであった。

 

その後、勲功により、公爵家も増えています。
なんだかなぁ。
爵位と言えば、日本では、公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の五位の順位があるんですよね。
華族とは言え、子孫が爵位を返上されている方も居ますので、何か考える所があった御仁も多いと思えます。

 

また、旧の石高三十石二人扶ちの下級公家様でも、御維新後は、子爵様ですからね。
基本武家出身の子爵なら、五万石当りのの藩主の格式がないと叙爵されません。
知行地、十万石以上なら伯爵様ですよ。
因みに、一万石以上の大名なら、男爵様になれたわけです。

 

あくまでも、基準は曖昧です。
明治政府にとって、勝利者からの叙爵です。
一万石以下でも、華族に成れた方で有名なのは、但馬国七美郡6700石を領していた交代寄合表札衆の旗本・山名家(男爵)でしょう。
明治元年に、明治政府から1万1千石への高直しを認められ村岡藩を立藩されたとされています。

 

明治政府側か、徳川側かで、基準も違うモノです。
勝てば官軍、負ければ賊軍ですからね。

 

爵位と言えば、勝海舟の逸話が有名です。
後に、功績が評価されて、叙爵の時、明治政府が用意したのは、子爵でした。

 

これに対して、勝は歌を詠みます。
「いままでは 人並みの身と思いしに 五尺に足らぬ四尺なりけり」
これを聞いて、爵位を子爵から伯爵にしたという逸話です。

 

確かに、子爵と伯爵とでは、大きなさがあります。
因みにその下の男爵は、外国表記では、バロンと呼ばれます。
それなら、あのペリーヌの愛犬も、バロン様と呼ばないとイケないですね。

 

♪名前はバロン 気まぐれな犬 いつもの勝手なことばかりしている~
懐かしい昭和のエンデングソング・『きまぐれバロン』(作詞:つかさ圭 作曲:渡辺岳夫)の歌が頭の中で流れる世代です。

 

ペリーヌ物語 第49話 「幸せの涙が流れる時」は何度見ても、うるうると涙を誘う名作です。 
祖父・ビルフランが、神様に感謝するシーンは、感動的です。
宗教とは、そうしたものかもしれません。
私も、神仏に手を合わせて、ありがたいと感謝して暮させてもらっています。

 

ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。

 

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。