''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

茶の期

茶室に見る花、見ない花。

『南方録』という書物を、私のブログでも何度となく取り上げています。 千利休の教えを記した書物ということになっています。お弟子の南坊宗啓(なんぼうそうけい)と言う人物が書いています。自分用に書き記し手記のようなものです。この書物以外には茶人とし…

細川三斎と利休の師弟愛。

利休の「り」 細川三斎(1563~1645)幽斎の嫡男、通称与一郎、名前は忠興(だだおき)。 妻は有名なガラシヤ、明智光秀の娘です。 利休が堺へ蟄居を命ぜられ、淀の津から堺に向かう際に、三斎と古田織部が見送りに出向いた。堺への下向は急に命ぜられて、知らせ…

「桂籠花入」は見ていた!!

千利休が、桂川の川漁師の腰に下げでいた魚籠(びく)を花入れにと譲り受けたものであります。利休の侘茶の精神を表すものとも言われます。利休愛用の花入れは、その子少庵、またその子宗旦、その高弟・山田宗偏(やまだそうへん)と伝わりって行きます。 現…

「南方録」に学ぶ。 小座敷の茶の湯と仏法

南方録に学ぶ。「秘する花」 ←こんなの書いてます。 「南方録」という書物があります。 お茶の聖人 千利休の言葉を記した書物です。 正確には、著者は、利休のお弟子の南坊宗啓と言う事になっています。 自分用の覚書き、手控えみたいなモノのはすですが、現…

「南方録」に学ぶ。  「秘する花」編

物事には秘伝、秘事、極意と称する特別の法がよく言われます。 秘密にしないといけないような、人に言えないような出来事なのか疑問に持つ反面そこに引き込まれるのは人の常です。 室町時代の初め頃、観世座の世阿弥元清が著した『花伝書』の中でこの秘事に…

変な茶人 丿貫(へちかん)に学ぶ

皆さんは、安土桃山時代の茶人と言えば、千利休をまず上げられますよね。 また、古田織部などの武将の茶人を上げられるかもしれません。 ソンナ中にあって、丿貫(へちかん)と言うちょっ変わった茶人もおいでです。 美食マンガの美味しんぼの 登場人物の中に…