昨日は、医師の中村哲氏の訃報を聞いて驚きました。
パキスタン・アフガニスタン地域で長く活動して来られて、いろいろと尽力された方です。
残念と言う気持でいっぱいです。
今は静かにご冥福を祈りたいです。
師走に、気持が落ちることが多いです。
晩酌の酒が、心の玉箒となって、今年を振り返ります。
そうそう今日は、子供の作品展が保育園であります。
嫁が午後から半休とって、保育園に向かいに行きます。
4歳児ゆうゆうは、知りません。
どんな顔するのか、嫁は楽しみのようです。
先日、嫁の戦利品が届きました。
それは、何かと尋ねたら、静嘉堂の卓上カレンダーです。
静嘉堂には、いろいろな所蔵品がありますが、有名なのは、国宝曜変天目「稲葉天目」でしょうね。
知らないと少し気持ちの悪いような油の浮いた様な不思議な色合いです。
でも、何とも言えず、青味を帯びた宇宙を思わせる不思議な魅力に誘われます。
天目茶碗(てんもくぢゃわん)とは、元は茶葉の産地だった中国の天目山一帯の寺院で用いられた天目山産の茶道具で、天目釉と呼ばれる鉄釉をかけて、焼かれた陶器製の茶碗の事です。
特に、その中でも、最上級とされる「曜変天目」は、現在では全世界に龍光院・静嘉堂文庫・藤田美術館・MIHO MUSEUMに伝えられている4点しか遺されていないとされています。
前者3点は国宝、MIHO MUSEUMの1点は重要文化財に指定されていると聞きます。
その1つが、静嘉堂の所蔵です。
また、16年12月の放送の、「開運!なんでも鑑定団」に、「曜変天目茶碗」とみられる陶器が登場して、2500万円の鑑定額となり話題になったりましたよね。
ネットによりますと、中国の陶芸家・李欣紅さんが作った1400円のレプリカだったと報じているとも聞きます。
真偽の方は、素人にはわかりません。
静嘉堂の国宝曜変天目「稲葉天目」は、元々は徳川将軍家の所蔵品で、春日局の子孫である淀藩主稲葉家に伝わったことから、「稲葉天目」と呼ばれていました。その後、三菱財閥総帥の岩崎小弥太が購入したと言う素性も確かなホンモノですからね。
三菱財閥の金の経済力と言うのは、凄いですよ。
戦後の混乱期にも、海外に流出しなくて良かったです。
ありがたいことです。
そんな静嘉堂のお宝を、卓上カレンダーにして、デスク周りを華やかにします。
ありがたいことです。
そして、新しい年を迎えたいのです。
今年もあと残りわずか、いろいろとやらねばならないことも多いです。
師走は、大変ですよ。
ささやかな親子3人暮しに、感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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