少し前の週末の話です。
スーパーに買い物に行って、嫁が鮮魚の所で、何か見ていました。
それは何かと言えば、ホタルイカです。
この時期の旬ですから、美味いでしょうね。
ただ、痛風持ちの私には、禁断の食べ物です。
ちょっとどころか危険すぎるモノですね。
この爆弾野郎です。
味も美味いです。
食べたいのは分かっていも、危険すぎます。
とは言え、嫁が買いますので、鮮度の良さそうなモノを私が選びました。
ってことは、下処理も嫁がするモノだと思っていました。
嫁の子供の頃に、丈母がよくホタルイカを食卓に上っていたと聞きます。
時間になっても、嫁が下処理を始めないので、これは私の担務になってしまったようです。
私がするなら、もっと食材も買って来たのにと、文句も言ってはなりません。
家の力の均衡を考えれば、ここでもめてはなりません。(耐えーよ)
心学の中沢久兵衛、いえいえ亀久殿のお知恵を拝借です。
するが堪忍、お分かりかなぁ
それじゃ、落語の「天災」の紅羅坊名丸のモノ言いですね。
縫物しているがあるなら、夕飯の下拵えです。
小鍋にお酢を火にかけて、砂糖を加えて、市販の白出汁加えて、手抜きの酢の物地の用意です。
その間に、胡瓜をスライサーで輪切りにして、塩水程の水に漬けて、処理します。
小鍋の酢の地が冷めるまでに、ホタルイカの下処理です。
料理用の毛抜きを手にして、ホタルイカの口ばし、目二つ、それにホタルイカの軟骨を取り除いて行きます。
手で持つ時間が長いと、イカが傷みます。
下処理後、すべてのきれいに洗った、酒の中にくぐらせて、ザルに取ります。
胡瓜は水気を取ってから、ホタルイカと一緒に、酢の地に漬け込みます。
器に盛り付けて、下に胡瓜を、上にホタルイカを盛り付けて、この日は針生姜が出来なかったので、摺り下ろしたチューブの生姜を添えました。
写真は、7歳児ゆうゆうの盛りです。
嫁は好物のホタルイカですので、もっと大きな器に盛っています。
7歳児ゆうゆうは、敬遠気味です。
食べないと言っていたのですが、口に入れてやると、一気に食べましたね。
味は、ゆうゆうにも合うように、少し甘いめにしています。
出汁も効いていますし、お酢も小鍋で過熱していますので、酸味は強くありません。
器の酢の物の地も、飲むように薦めたら、完食しました。
生きたモノなら別ですが、スーパーのホタルイカは、下処理しないと、食べられないでしょう。
特に、子供はそうですね。
毎回ですが、私の作った酢の物は、完食してくれます。
ありがたいことです。
食材のホタルイカは、海で光ると教えると、興味津々です。
それならと、食後にYouTubeで、ホタルイカの光る映像を見ると、目が点です。
もちろん、本家本物ホタルすら見たいことがないので、驚いたようです。
これも食育です。
ホタルイカは、春の花見の頃も、料理屋さんでバイトしていた時に、板長から下処理の方法を教えて貰いました。
店の若い子は、「イタッチ」って呼んでいました。
当時50歳はすでに越えたおじさんでしたが、怒ることなく、黙々と仕事されるいい板長でしたね。
筍づくしといい、ホタルイカの下処理したら、遅い昼休憩に入っていました。
懐かしいです。
何でもやっていると使えることもあります。
我が家でも、いろいろと修行の技を使えています。
ありがたいことです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。