美食探偵と言うドラマを、我が家ではよく観ていました。
これがちょっとハマり気味になって、8歳児ゆうゆうも、Primeビデオで楽しみに観ていました。
美食と探偵は、相反するモノでも相入れるものでもありません。
一見して、不思議な取り合せですが、これがいろいろとドラマの進行に影響します。
そして、大きなテーマの中に、「最後の晩餐」と言うキーワードが入ります。
最後に食べるならと言うテーマの中には、高価なものでなくとも、これに入るモノもあります。
人によって食の興味は変わります。
世界三大珍味と言われるような贅沢なモノでなく、庶民が食べるような食材の中、料理の中ににも、選択肢があります。
これは、意味深い事です。
もしかしたら、子供の頃の母の手料理であったり、嫁の作ったピザであったりするかもしれません。
私の中では、デザート・菓子の部なら、「出町柳のふたばの豆餅」はその最有力候補です。
素朴な味わいでありながら、唯一無二の味です。
並ぶのが苦手な私でも、流れのあるふたばなら、並んでも食べたいです。(テークアウト専用)
美食探偵の明智五郎が大好きなモノの中に、助手1号こと、料理人の苺が作る磯部揚げが入ります。
大金持ちで名家の出身の美食探偵が、美味いと磯部揚げなんでしょうね。
確かに、私なら天ぷらそばにして、磯部揚げを盛り付けました。
休日ランチの竹輪の磯部揚げを盛ったそばです。
乾麺のそばをかために仕上げて、温かいそばにしてみました。
ネギとワカメと蒲鉾を添えています。
出汁も白出汁ベースにしています。
昆布と鰹の出汁がよく効いてます。
家族は好みませんが、私は、ここにとろろ昆布も入れて頂きます。
こんな素朴なものが、これまた美味いんです。
磯部揚げも、私がフライパンに油を入れて、揚げました。
家族3人分なら、それほど苦はありません。
美食探偵で、いつもの「磯部揚げ」の話題が出ても、8歳児ゆうゆうは、食べたことがないので、不思議な表情をしています。
「ゆうゆう、これが磯部揚げだよ」
何だか、映画『ああ野麦峠』で、大竹しのぶさんが、「にいさま、あゝ、飛騨がみえる・・・」の台詞を思い出します。
えぇ? そんなに飛躍する話でもないんですがね。
一文字の、どこも台詞に被っていないしね。
あくまで雰囲気です。
まぁ、見えない所に、秘密があります。
竹輪の中から見えるかもしれません。
って、竹輪って言うけど、これが最初の蒲鉾です。
江戸時代に、新しい蒲鉾が出て来るまで、竹輪が蒲鉾でしたね。
区別するために、今の蒲鉾は、板付き蒲鉾と呼ばれます。
板無し蒲鉾が、竹輪なんですね。
旅行の土産物屋さんで売られている竹付きの竹輪が、その原型を作っています。
蒲の穂の似ているから、蒲鉾なんですね。
因みに、昭和のアイドル全盛時代に、蒲鉾は何から出来ているのかと、アイドルが答えで「おとと」と言って、ここから「ぶりっ子」するの原型、「かまととぶる (漢字で 蒲魚ぶる) 」の言葉の由来が、蒲鉾(かまぼこ)であったのは、意外に有名な話ですね。
アイドル全盛期には、こうしたアイドルの出るテレビの歌番組が多くありましたね。
今は、テレビでは、少なくなったと聞いています。
予算の都合なんでしょうね。
予算安くて視聴率取れるのは、お笑い、それもコントや漫才なんでしょう。
M1など、ファイナリストに残ったり、優勝したら、一躍売れっ子です。
夢がありますね。
最近では、YouTubeでも、地上波では放送できないネタも見られます。
テレビからの脱却が多いですね。
若手の芸人さんだけでなく、最近、4代目の桂小文枝(きん枝)さんの対談のYouTubeよく見ます。
人間国宝の京山幸枝若さんや関口まいさんとの対談は、もの凄く面白かったです。
京山幸枝若さんの若手育成の為のM1みたいな賞金の出る「15分程度の節のない浪曲」を楽しみにしています。
私的には、落語や講談で出来ているなら、やれる可能性はありますね。
人気の浪曲師が出たら、それこそ、講談の伯山先生みたいに、人気の若手の浪曲師が、今時の新しい浪曲をやってみるのもありですね。
それにしても、関西から浪曲で、人間国宝って、これは凄いですね。
文化庁もやりますね。
今後のご活躍を見守りたいです。
親子3人のささやかな暮しに感謝して暮させて貰っています。
ありがたいことです。
ささやかな「よかった」を探せて暮させてもらっています。
ありがたいことです。
日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。
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