''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

「吉乃川」生原酒ふなしぼりの呑口より。

休みの日に、近くのディスカウントの酒屋で、いろいろと物色していました。
その中に、「吉乃川」生原酒ふなしぼりを見つけました。
タイトルは「越後酒蔵からの贈り物 六段仕込み 生原酒 ふなしぼり」です。
呑みたくなりましたね。
アルコール分19度と高い目です。
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もちろん、この寒さでは、常温ですら、冷酒のような冷たさです。
一口含んだ酒の香りがいいですね。
コクがあって、喉越しの尻尾の長いこと長いことです。
「うまい」
19度アルコール分も全く気になりませんね。

久しぶりにうまい生原酒を頂きましたね。
フルーティと言うよりは、瑞々しいという言葉の方が合いますね。
もちろん、果物ではないですからね。
酒自体が美味いです。
満足です。
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これに合う肴は、ほうぼうの煮付けです。
ショウガを天にあしらいましたね。
初めて頂くほうぼうの煮付けです。
漢字では、竹麦魚と書くみたいですね。
個性的な顔立ちですね。

ショウガと酒で臭みも消えています。
白身の身で、カレイの身のような味わいです。
それでいて、身もしっかりとしています。

旨味自体は、カレイより上かも知れませんね。
あっさりとして旨味は、カレイの方上ですね。
カレイの方が、どこか生くさいところがありますからね。
それがありません。

不細工な魚ですが、どうして美味いです。
今まで食べたことが無かったですからね。
定番にしましょうかね。

鍋にも出来るみたいですね。
今回は三枚におろさずに、背びれの所からに上下から切れ目を入れました。

いろんな美味しい魚もいるのでしょうね。
とりあえずチャレンジです。
その内、とんでもない魚に当って、ほうほうの体(てい)の舌を巻くかもしれませんね。
(ここしか、笑うところは有りません。 ねぇー、とおるちゃん!!)

「てい」だけ取ると、蝶美蝶子の漫才みたいですけどね。
オール松竹で行きましょうかね。
「てい!!」
「蝶が美しいと書いて、蝶美。蝶子の子と書いて、青虫。誰がやねぇ」
こんな挨拶でしたね。
懐かしいです。

都蝶々さんのお弟子さんでしたよね。
甘いの酸いのかみ締めた蝶々さんの人生訓が、お客さんに受けましたからね。
人の人生もいろいろです。

仏の世界では、いろいろな経験が求められます。
辛いことも楽しい事もあるのが人生です。
上手くいかない事も多いです。
それも人生です。

悟りを得るにも、人によって違うわけです。
辛い修行をしたからと行って、悟りは得られません。
極端な修行でなく、お釈迦さまは、「中道」という道を進まれました。
なかなか難しいです。

日常の中で暮らすことが、修行だと考えます。
特別なことでなく、日常の中で、いろんなことを学び感じる訳ですね。
嫌なことも多いです。
それも試練かも知れません。

日常の生活の中で、心の三毒に侵されることはよくあります。
どんなことをしても無くなったりはしません。
それなら、それらを感じないようにするしかありません。
心の問題ですね。

大慈悲心、柔和忍辱、一切法空を、心の室に付き、衣を重ね、座すると言う訳ですね。
日常の中で何かを会得することが、悟りに近づけるような気もします。

美味い酒を呑み、美味い魚を食する。
他愛もないことが、幸せなんですよね。
至福の時間です。
ありがたいと手を合わせます。

歩む道の先に続く彼方に、長安が存在することを信じて、今日も歩みます。
疲れれば休み、また歩く出すだけです。
頑張ったりはしないで下さい。

頑張った思うと疲れます。
それこそ、達磨さんに「無功徳」と言われそうです。
何も考えないことが、心を無にする「ほうほう」です。

今日も明日も、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように祈るばかりです。

最後まで、ほうほうのていの無様な話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。