''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

よく見るとアラアラ、あらのカン違いの物語より。

寒さ厳しい京都伏見です。
今日は朝から日差しもあって、風がないと幾分か温かく感じます。

昨日の遅い帰宅時に、天を仰げば、綺麗な月でしたね。
傘をかぶったような、虹のかかったようなあまり見たことの綺麗な月でした。
こうなると月見酒ですね。

帰宅すると、すかさず熱い風呂のお湯を貯めます。
その間に、晩酌の用意です。
ガスのグリルに、塩したカマの部位を用意です。

大根は、先日、播州の家で母が作った物を送ってくれました。
それが家にありました。

大根は剥いて切って、薄めの銀杏切りです。
お湯を沸かして、食べよくしたアラを湯通しして、魚の鱗や汚れをとります。
この一手間で、魚が生臭くならず、大根も生臭くならないですね。

「あら?」
何か変ですね。
どう見ても、鰤に見えません。
パッケージ見ると、かんぱちと書いてあります。
間違ったようです。

寒鰤のアラの並びにあったかんぱちのアラを買い込んでようです。
皮目を下にしてあったので、カマの部位に引かれて買ったようですね。

それでも、OKです。
大根は用意してあります。

風呂の用意が出来るまで、約20分で仕込みです。
大根は15分ほど柔らかくなるまで、細切りのショウガと一緒に、さっと煮込み、後は酒、砂糖、醤油で味を付けます。
もちろん、かんぱちのアラも食べよう大きさにカットして、一緒に入れます。

風呂に入っている間に、味も染みます。
風呂上りに、大根に火を入れて、グリルに火を入れて、身支度をします。
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そうこうしている間に、大根も少し飴色になったみたいです。
イチラーですから、やはり一味もフリフリです。

まずは一献と手酌酒です。
いいねぇー。
これこれ、です。

箸を大根に向けます。
なかなか味も含んでいます。
少し、薄い目に大根をカットしたのが成功ですね。
アラも、それなりに味も含んでいます。

30分ほどのお手軽で作った晩酌の肴としては上出来です。
もちろん、カマの塩焼きも、隣に鎮座しています。
これも美味いですね。

鰤ほどの脂は乗っていませんが、ちょうどですね。
なかなか乙な味です。
こちらも、一味フリフリです。

昔はこんなに唐辛子や辛いものを食べなかったのですがね。
年をとって、口が少し変わった見たいです。

大根剥くときに、皮も無農薬なので、一緒に刻んで、塩して、浅漬けにしました。
その漬物にも、一味やタバスコを少しかけます。
鰹節をふりかけ、その上にタバスコを少しフリフリです。
酸味のある辛味が、大根の浅漬けもほどよく合います。

しあわせです。
そんな心持で、慰労酒を頂きました。
綺麗な月を見て、家から送ってもらった大根とかんぱちの取り合わせもいいですね。
悪くはないです。

こんなものがこんなに美味いなんて、日本人も不思議な民族です。
そんな民族に乾杯です。
日本酒と大根と魚の取り持つ関係でしょうかね。

ささやかな幸せを感じながら、日が変わっています。
心静に過ごせることはありがたいです。
この日もいろいろとありました。

心の三毒を廃し、心静かな安穏に暮らすを旨としています。
あまりイライラしないようにしています。
人様のことを気にしても仕方ないです。

あるがまま、それも忍辱の出来事です。
私には、ありがたい仏縁を頂いています。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈ります。

最後まで、アラ違いの話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。