''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

アナログ放送終了の瞬間、意外とあっさりでしたね。

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朝から夏日の予感です。
日差しが、裏庭のトマトまで入っています。

トマトも大きくなっています。
そして、赤く色付いています。
自然の摂理ですね。

昨日正午のアナログ放送、終了の瞬間、ご覧になりましたでしょうかね。
職場で、その瞬間を見ていました。
正午になる数分間前から、時間のカウントが表示され、世紀の瞬間と言われていました。

しかし、正午になるとアナログ放送終了の文字が表記されました。
カウントダウンみたいに、盛り上がるのかと思いきや、読売テレビの徳光さんが淡々とテレビ史を語られただけで、突然アナログ放送終了です。

あっけないアナログ放送の終了に、「えっ」て感じになりました。
貧家ではアナログ放送終了した後、デジタル放送対応のテレビも用意しておりません。
不便かと聞かれると、ニュースぐらいはパソコンでも見れます。
それか、NHKのオンデマンドを契約するのも一つです。

それほど不便はないかもしれません。
それしても、何故アナログ放送終了したのか、不明ですね。
電波の有効利用と言えば、聞こえがいいですが、それに伴う不要のテレビのごみ処理を考えると、愚策です。

まだ使えるテレビまでも、デジタル移行に伴って、ごみと化したわけです。
もちろん、チューナーを付けて今までのテレビを見ると言う手もあります。
それでは、デジタル放送の双方向の良さが生きてきません。
やはり、この際にと買い換える方も多いでしょうね。

一家に数台のアナログテレビが、ごみと化します。
リサイクルと言えば、聞こえはいいけれども、リサイクルできるごみは知れています。
やはり、膨大なごみを作るために、デジタル化したと言ってもいいですね。
内需拡大で、景気がよくなると言う方もおいでかもしれません。

ごみの付けは、何世代にも及びます。
東日本大震災でのごみ処理すら出来ていない最中、日本中のごみをどうするのか、疑問です。
そこには利権の絡みます。

デジタル移行に伴い、そこに存在する金の問題もありますね。
景気が悪いと、金相場が安定します。
今も金の上昇傾向ですよね。

このアナログテレビの解体に伴って、金が多量に確保出来ます。
金の相場の変動に、いい影響を及ぼすのか、金相場の下落を生ずるのか、不明です。

しかし、テレビには金が使われています。
それを処理することで、金属の利用が進みます。
景気の動向にどう影響するのか、経済の流れをじっと見守りたいですね。
ビジネスチャンスに繋がるかもしれないですね。

携帯電話のリサイクルもそうですね。
優良な金鉱山から採掘される金より、有効な方法で金を取り出せるといいます。
携帯電話にも貴重な金属が使われています。
レアメタルなんてこといいますよね。

南アフリカや中国に、貴重な金属が多く眠っています。
資源の独り占めとも言えます。
経済大国となった中国の力は脅威です。
それもバブル期とも言えますね。
いつ破綻を帰すかもしれない危険も含んでいます。

1988年に中国に行った時とは、別に国と言ってもいいです。
その中国で高速列車の事故は、当然と言えば当然です。
世界で、列車の時間を1分単位以内で管理できる国は、日本くらいです。
それだけ、管理された安全な国とも言えます。

中国の高速列車事故は、中国を象徴しています。
日本を含め、その技術を得ていながら、独自の技術と言い放ち、いいとこどりすれば、いずれ歪が生ずることは、明らかです。
その結果が、今回の事故とも言えます。

今回のアナログからデジタルへの移行にも、いろいろな問題点があります。
先ほどのごみ問題や金相場の問題もそうです。
しかし、このデジタル化で、取り残された老人も多いはずです。
ささやかな楽しみにしているテレビが見れない。

デジサポートに電話しても、よく分らないですからね。
これに付け込んで、悪徳に詐欺が横行します。
アンテナを付け替えないとか、屋根の修理がとか、年寄りには分らないことばかりです。
それならと、この際テレビからの離脱も考えることもあります。
孤独の老人の問題が、社会の隅に追いやられていくような気がします。

社会の順応できる人はいいです。
順応できない方も多いです。

年寄りでも、携帯電話やパソコンを使える方は、順応されています。
しかし、そういう機器を触る機会のない方は、どこまでも孤立します。
テレビが、アナログからデジタルに移行しながら、人間の気持ちもデジタルの機械的な感覚になるような気がして、少し怖いです。


アナログ放送終了の瞬間が、それを象徴しています。
それを感じましたね。
歴史的瞬間と言いながら、すでにデジタルテレビで見ていることが、大前提になっていたように思えます。

リサイクルと言えども、すべてが活用されません。
人も一種のリサイクルかもしれませんね。
魂が過去、現世、来世と輪廻しています。
仏法世界では、輪廻がその考えです。

「空」という中を、輪廻しています。
体は別物です。
つまり容器かもしれません。
しかしながら、魂も過去世の記憶がないリセットされた状態ですからね。

過去世の存在も覚えていない。
見えない世界もあるわけです。
過去世の記憶もどこかにあるかもしれませんね。
過去世の記憶があるならば、その場所に行って見たいです。

生きているのでなく、何かの力で生かされています。
そう思えることが、ありがたいです。
ありがたい仏縁を頂いています。

日々の暮らしいろいろと嫌なことも多いです。
それも日々のことです。
昨日と今日、何も変わらないけれど、アナログテレビは映りません。
大きな変化でしょうね。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、アナログな話にお付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。