''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

今夜の晩酌は、鯛のアラ炊きで、まず一献 より。

朝からどんよりとした天気です。
首センサー(クビダス)の加減が、どうもよくないです。
何気に違和感を感じます。

季節の変わり目には、こうしたことも起こります。
やはり、中年のおやじ、年ですね。
若いようには行きません。

夜と昼間の気温の変化に、首も迷いがあるのでしょう。
首を痛めてから、枕を使わずに寝ています。
いいのか悪いのか、いまだ不明ですが、痛みはだいぶ軽減出来たので、自分にはいいようです。
慣れるまで、少しかかりますが、大丈夫です。

季節のいい時分に、和室でごろんと大の字になって、昼寝の醍醐味です。
いいですよね。
昼ごはんに、軽くビールでも飲んで、行儀悪いですが、食後にごろんと昼寝、やはり最高です。

そう言えば、昨日の晩酌には、鯛アラ焚きを作りました。
鯛は、やはり美味いです。
魚の王者です。

刺身にしても、焼きにしても、揚げ物にしても、美味いです。
鯛めし何と言うてもありますね。
美味いでしょうね。
鯛尽くしの膳なら、贅沢です。

そんな中でも、一番美味いのは、いろいろありますが、頬の肉やら、目玉辺りでしょうね。
目玉も、独特のスープとゼラチンが美味いです。
そう思えば、やはり鯛の頭ですね。
じゃとスーパーで買った鯛のアラで、アラ煮を作りました。
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付け合せは、九条ネギです。
ごぼうでも、良かったです。
甘辛いだし汁を吸ったごぼうも、美味いです。
味付けは、料理屋さんみたいにこってりとさせず、あっさりと炊きました。

料理屋さんの鯛のアラ煮は、少しこってりしています。
出汁もよく煮詰まった感じです。
まさにフランス料理のソースみたいです。
甘さも強いです。

もう少しあっさりとさせています。
それは、次の日の煮凝りも楽しめます。
鯛から出たゼラチンで、だし汁が凝固します。
それも楽しみの一つです。

家で楽しめる魚の食べ方です。
最近の方は、煮凝りを知らないですからね。
何か損した気がします。

鶏肉でも、煮凝り出来ます。
あれもあれで美味いです。
でも、魚の方が上品です。
煮凝りの中では、やはり最高なのは、鰈でしょうね。
上品な味わいです。

痛風ですから、あまり多くは食せません。
プリン体たっぷりの煮汁ですからね。
でも、魚を食べるなら、焼魚より煮魚の方が、体には優しいです。
魚はよく食べる方です。
魚と言えば、日本酒です。

日本酒が合います。
魚にもっともよく合うお酒は、日本酒だと思いますね。
フランス料理と言えば、ワインです。

魚と言えば、白ワインが定番です。
それでも、魚には、白ワインが最高とは思いません。
時々生臭く感じることがあります。

てすから、バター風味のソースの味わいと白ワインの相性はいいです。
素材としての魚と白ワインは、それほど相性がいいとは思えません。

雑誌などで、和食にワインの組み合わせをされていることがあります。
和食にワインは、合わないとは思いません。
でも、ベストだと感じないです。

それ以上に、白ワインとお造りは、やはり少し無理があります。
生臭い感じが抜けません。
もちろん、美味しくはないでしょうが、しっくり来ないと感じます。

生牡蠣と白ワインと言えば、定番ですが、やはり生臭い感じはありますね。
酢牡蠣と、日本酒は合いますよ。
あの感覚が白ワインには、感じられません。

加熱された魚に、バター風味のソースと、白ワインは合うと思います。
生には、少し抵抗があります。
それ以上に魚と醤油の相性が、いいですね。

刺身も醤油がないと、どうも美味く感じません。
もちろん、山葵もです。
醤油と白ワインの相性は、合うとは思えません。

醤油と日本酒の相性がいいのも、その要因です。
出汁に、醤油と日本酒、みりん、砂糖と言えば、和食の定番の味付けです。
合わないはずが、ありません。
ただ、私が、和食に合う本当の美味しい白ワインを飲んだことがないだけでしょうね。

熱燗に、鯛のアラ焚と来れば、私の中では最強タッグです。
時々食べたくなります。
でも、下処理が少し面倒です。

一度、沸騰したお湯に入れて、アラに残った鱗や汚れを取ります。
お湯に入れて、少しして、すぐ冷水に入れます。
あとは、水の中で汚れや鱗を手でこすって取り除くだけです。
これで、臭みも軽減出来ます。

お酒を入れて、しょうがやごぼう、ネギなどで癖を摂ります。
それでも、魚臭いと感じることはあります。

少しお酒を多い目に、煮ることですね。
多少は気にならなくなります。
でも、それも魚の醍醐味です。

調理すれば、手も魚臭いです。
そんな時、レモンの絞りかすがあれば、レモンの臭いが軽減出来ます。

出来上がりを知れば、そんなことは気にならないです。
やはり美味いです。
鰭の辺りと言うか、脇の所というか、あの鯛の身の美味さです。
頬肉も、よく動くので美味いです。

目玉の澄んだスープもこぼさず、口中に投じます。
上品なコンソメのような味です。
口には、目玉の芯と目玉の空が残るだけです。
魚の目玉はうまいですが、やはり鯛が王者級ですね。

手軽に食べられるものとしては、鯛が好きですね。
スーパーの鯛のアラなら、大抵養殖です。
煮上がりも、少し脂っこいと感じることもあります。

天然鯛のアラなら、それだけで800円から1000円近くの値段がします。
大きさにもよりますけどね。
錦市場なら、天然鯛の頭が売られています。

アラ?と呼べない値段です。
アラがこの値段なら、一匹なら幾らなんでしょうね。
いいもの選べは、十分楽しめます。

中落の所も、塩焼きにすると美味いです。
骨に付いた身を、箸で取りながら、時には、手に持って、かぶりつき、まさに醍醐味です。
鯛の皮も、美味いです。
鯛はやはり昔から珍重されています。
めでたいですからね。

過去に書いた私の記事の中に、利休居士の「鯛の文」と言うのがあります。
利休が頂いた鯛の礼を書いた文です。
利休なら、どんな風に鯛を賞味されたのでしょうね。
アラの部位も、食べられたのでしようかね。

堺なら海が近いので、刺身だっだしょうね。
京の都なら、焼き物あたりかもしれません。
想像出来ますね。

でも、当時の酒は清酒ではありませんからね。
今の方が、ずっと美味しい晩酌のはずです。
幸せです。

ありがたいと感謝しています。
これもありがたい仏縁のお蔭です。
ありがたいとことです。

日々の暮らしの中で、さやかな幸せを見つけます。
ありがたいです。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、ありがたい話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。