''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

薄紅色の朝顔の花 より。

今日は、少し蒸し暑いです。
それでも、玄関に打ち水して、裏庭の窓を開ければ、風が通ります。
意外に涼しいです。

いまだ、扇風機も出していません。
今日くらいから用意しようと思っていたところです。

昨日の晩は、少し寝苦しかったです。
今日もそれは避けたいです。
しかし、少し冷やすと首と肩が痛みます。

プロ野球の最多400勝投手の金田氏は、夏でもエアコンを使わずに寝ていたとも聞きます。
アーティストのB'zの稲葉さんも、喉のために、夏でもエアコンを使わないと聞きます。
どちらにしても、プロ根性です。

私にしても、夏でも冷たいものは食しません。
なるべく体を冷やさないようにしています。
昨日も、寝る時は、薄いとは言え長袖のシャツを着て寝ています。
汗だくになることもあります。

ただ、朝方になると冷えますから、その時は長袖のありがたみを感じます。
冷房が強い場所なら、下着にしているシャツは、夏でもヒートテック愛用です。
冷え性の人も多いですから、夏場でも、ヒートテックシャツは、意外に売れると思います。

ですから、就寝中は、薄着でも長袖着用しています。
一枚羽織るだけでも、全く違います。

薄いと言えば、金曜のBS時代劇薄桜記』(はくおうき)が始まりました。
五味康祐原作です。
映画では、監督森一生の最高傑作とされる『薄桜記』(1959)があると聞きますが、まだ観たことがないです。
一度観てみたいものです。

山本耕史主演の本格時代劇です。
時代劇向きの顔立ちです。
殺陣シーンも楽しみです。

ストーリーは、旗本随一の遣い手と言われた一刀流の剣士・丹下典膳は、きょんなことから、左腕を失い市井の浪人となって事件を解決すると言うものです。
一刀流堀内道場の同門である中山安兵衛、後に堀部安兵衛が脇役として登場します。
堀部安兵衛は、高田馬場の敵討で剣名を挙げ、あの赤穂浪士として活躍します。

山本耕史主演と言えば、新撰組・鬼の副長・土方歳三のイメージが強いです。
NHK正月時代劇『新選組!! 土方歳三 最期の一日』では、別編として主役で登場です。
なかなか良かったです。

それとも、『陽炎の辻~居眠り磐音 江戸双紙~』の坂崎磐音のイメージの方が強いでしょうね。
私もその1人です。
人情的な時代劇として、私の中では好きです。

今回の『薄桜記』も浪人して活躍に、楽しみです。
主人公の丹下典膳は、片腕の剣豪としての役を演じます。
1回目の放送では、まだ片腕にはなっていません。
五体満足な状態です。

片腕の剣豪と言えば、丹下左膳か、平手造酒 (ひらてみき)でしょうね。
片腕では、到底勝てないのは分かっています。
そこに、ハンディヤップを乗り越えた超人的な剣豪の魅力があります。

片腕どころか、盲目の使い手の言えば、勝新太郎座頭市が有名です。
昨日BSでやっいた、綾瀬はるかさん主演の『ICHI』は女性版です。
なかなか主演の綾瀬はるかさんの美しさに「ジーン」(Jin)と来ました。(笑)

丹下典膳の典膳と言えば、剣豪・神子上典膳(みこがみてんぜん)、後の小野次郎右衛門忠明です。
将軍家指南役で、一刀流継承の達人です。
めちゃくちゃ強い剣豪です。

将軍家指南役は、もう一家あります。
江戸柳生の但馬守宗矩です。
こちらは、最終的には、1万二千石の大名家です。
それに比べて、同じ役職の小野家は600石とは、その格差はあり過ぎです。

どちらにして、丹下左膳と神子上典膳を足した名前・丹下典膳となると、こりゃ、強い剣客のはずです。
楽しみです。
しかし、話は少し悲しい話から始まります。
それは、次回の楽しみです。
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昨日の病院の帰り道、近くの所の花を見ました。
薄紅色の朝顔系の花です。
何てと言う名の花でしょうかね。

朝顔みたないに、つるは延びていません。
何とも言えない美しさがあります。

誰も見ていません。
私は見ますよ。
綺麗に咲いています。
よく観なくても、綺麗な花です。

手に取るなやはり野におけレンゲ草

家も持って帰っても、こんなに美しいとは思わないはずです。
野に咲いてこその、美しさがそこにはあります。

すべてがそうです。
美しいと思える女性でも、我が妻としてみると、何か違うということもあります。
そういう意味では、『薄桜記』の主人公・丹下典膳はどこまでも愛妻家です。
それが為に、離縁するという複雑な話です。

世の中は、上手くいかないので常ですね。

世の中は 月にむらくも 花に風 思うにわかれ 思わぬに逢う

確か「うすゆき物語」に出てくる一首です。
意味深い和歌です。

月が綺麗と思えば、村雲が出て月を隠します。
桜が綺麗に咲いていると思えば、前日の大嵐に花は散ってしまいます。
好き好きと言い続けても、片思いの女性は去ってしまい、それぼと気になっていない女性から、もうアタックを受けると、意外にそうした女性と一緒になるものです。

訳の分からないので、人生です。
そうした人生訓が、時に和歌や俳句になります。
やはり深いです。

まだまだ、人生の達人には成れません。
日々の繰返しの平凡な毎日です。
でも、その中に、幸せが隠れています。
それに気づくか、気づかないかだけです。

ありがたいことに、私は仏縁を頂いています。
ありがたいと感謝して暮らしています。
目線を下げたところに、幸せは落ちています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈ります。

最後まで、幸薄い男の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。