''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我家にオールドパーがやって来て、ついでに曲芸をご披露です より。

今日は朝から寒かったのに、昼間の天気は晴天で温かな一日でした。
たまには、こんな日もないとね。

確定申告後の最初のオフの一日です。
午前中に、首のマッサージをしに、病院に向いました。
温暖の差があると、首センター・クビダス(かんとうしょうの造語)が高確率を示しています。

少し散歩気分で、伏見稲荷大社の前を通って、銀行の用事です。
ふらふらと、天気の良さげに、気分もいいので、お土産屋さんを見て時間を過ごしました。
ほんに30分程の気晴らしです。

帰宅後、しばしオフィスの仕事をこなし、今のパソコン前で、いつものブログの更新作業しているところです。
少しゆっくりすごしたいと感じています。
昨晩のアルアルタイムは、珍しく洋酒タイムとなりました。
イメージ 1

熱燗を離れて、ウイスキーで癒しの時間を過ごしましたね。
我家に初めて来られた「オールドパー」です。
ウイスキーの代名詞と感じです。
これまで、いろんなウイスキーも飲みましたが、このオールドパーは一度も飲んだことがなかったのです。

オールド・パー (Old Parr)は、実在の人物の名前に由来するウイスキーです。
オールド・パー (Old Parr)こと、トーマス・パー(Thomas Parr, 1483年? - 1635年11月14日)は、152歳まで生きたといわれるイングランド人のようです。(Wikipedia参照)
日本で言えば、戦国時代から、関ヶ原の合戦、そして江戸時代の初期まで生きたことになります。

伝承によると、80歳にして初めて結婚し、102歳で子をなし、122歳にして後妻と結婚したというその道の豪の者です。
パー爺さんの高齢の話は、イングランド中の噂になり、その姿はルーベンスやヴァン・ダイクの絵画にも描かれているようです。
後に、チャールズ1世に拝謁したとも言います。
ただ、ロンドンへの旅の途中で、食生活や生活習慣の激変の為に、命を落とす事になるようです。
もし、地元に居れば、200歳も夢ではなかったかもしれまいでしょうね。

ただ、このオー爺さんには、汚点があります。
それは、84才の時に強姦罪で18年入獄し、102才で出獄して経歴がありました。
これを、我恩師から聞いたことがありました。

とりあえず、俗に言う絶倫だったのでしょうね。
色を好むから元気で長寿であったとも言えます。
本人は、長命の理由を菜食主義と節度のある暮らしにあると考えていたようです。

酒は、百薬の長と申しますが、150歳まで生きた人物が過去に居た事に驚きます。
日本でも、泉重千代翁の長寿を超えることはなかなか出来ません。
ただ、あの方、慶応元年6月29日(1865年8月20日)生まれですから、江戸時代の方ですからね。
それに驚きます。

ただ、それを疑問視することから、ギネス記録には載っていません。
でも、明治4年にある戸籍には、7歳としているところから、他国とは違い信憑性があると思います。
自信は、長生きできた理由として「神様と仏様とお天道様のおかげ」と語った聞きます。
これは、私と同じですから、私も長寿にあやかりたいです。
イメージ 2

オールドパーを呑んだと言うだけなら、能がありませんので、パーに芸をさせて見ました。
ボトルにバランスをとらせて、瓶の角で、立っています。
なかなかの芸です。

皆さんも一度やってみると、面白いですよ。
呑み屋さんでやったら、おねいちゃんにモテモテモかもしれません。
こんな芸当が出来るのは、オールドパーのボトルだけです。

私は、お札の人物を笑わせる事も、泣かす事も出来ますよ。
これは、なかなか受けます。(昔、流行りましたよね)
軽い掴みですけどね。

これも、神様なら恵比寿さんに一掴み、大黒天なら二掴みなら、これは落語の「三井の大黒」さんじゃないですからね。
ポン州ならぬパー州なら、重みもあります。

やはり、一芸は身を助けます。
とりあえず、呑んでみてなかなか美味いです。
ただ、もっと美味いかとイメージ先行しましたね。

過去にも記事にしています。
今太閤と言われた昭和の大物政治家・元総理の田中角栄氏が、こよなく愛したウイスキーだと聞きます。
あのボトル見ると、昭和のお金持ちのイメージでしたね。

何でもこのオールドパーは、日本に入ってきた初めてのスコッチウィスキーだと記載されています。
真実の程は分かりません。

その記載によると、オールドパーが日本に入ってきたのは、明治時代(1872年)に、かの岩倉具視が、欧米視察の土産として持ち帰って、明治天皇に献上されたというようです。

そんな雑学を交えて、オールドパーをグラスに入れて乾杯です。
ただ、ボトルの刻印が消されています。
もちろん、ボトルには玉がありません。
正規輸品なのか、平行輸入品なのか不明ですが、近くのお酒のデスカウントで、オールドパー12年・1リットルボトルが、2,980円で購入なら、それも不明のままにしておきます。

日々の暮らしの中に、ささやかな幸せがあります。
ありがたい仏縁に感謝して暮らさせて貰っています。

心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、気分をパーとして話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。