''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

温かい根深汁を作ってくれました より。

日本人のおふくろの味と言えば、最初に飛び出すのは、やはり、みそ汁ですよね。
日本人のアンディンティを深く感じます。
発酵食品であり、体によいものです。
今では、塩分摂取のやり玉にあがることがあります。

和食と言いながら、塩分だけを敵対したみそ汁や漬物の批判が多いのは、少しおかしいと思いますもね。
食文化の観点から、おかずが少ない食卓の中で、ある程度塩分の効いた漬物や具たくさんの味噌汁が、それらの補いをして来たことは、否めません。

でも、塩分を抑えた食事が体にいいと言うのは、ある意味間違いだと思います。
現代社会の暮らしの中で、漬物や味噌汁だけが、高塩食品ではありません。
コンビニの弁当然り、加工食品然り、レトルト食品然り、すべてに亘り高塩食品です。
そこに、油の問題も加味されます。

その点、漬物や味噌汁に、油の加味を論じることは、少ないです。
逆に、一滴のゴマ油が、漬物や味噌汁に旨みを加味することは、よくあります。
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夕ごはんに、これが出ました。
一見すると、分かりにくいですが、みそ汁、それもネギたっぷりのみそ汁です。
俗に、このようなみそ汁を、根深汁(ねぶかじる)と言います。
千住葱や下仁田葱のように太い白ネギを指す事が多いですね。

関西では、みそ汁と言えば、青ネギたっぷりのみそ汁です。
これも美味いです。
青でも、白でも、美味いネギが、いいネギですからね。
それじゃ、「黒い猫でも、白い猫でも、鼠を捕るのが良い猫だ」の発言の鄧小平氏が見たいじゃないですからね。

太い白ネギを煮込んだ根深汁も、寒い時には、ご馳走です。
ありがたいと、感謝して頂きました。
ただ、白い所ばかりじゃないみたいです。
硬くなければ、それもありです。

太い白いネギを使ったすき焼きもいいかもです。
関西では、ネギの代わりに、淡路島産の玉ねぎたっぷりのすき焼きも好まれます。
確かに、白いネギも玉ねぎも、甘みがあって美味いです。

今日の朝のみそ汁は、豆腐となめこのみそ汁でしたね。
これに、七味唐辛子をフリフリしたのを、頂いています。
一味や七味をみそ汁に振ると、塩分の制御になります。
塩分が少なくても、水臭く感じませんからね。

根深汁と言うと、池波正太郎氏の作品にもよく登場します。
その場合には、少量の油分を加えると、より旨みが増します。
仕掛人・藤枝梅安は、胡麻油を落とした根深汁を好んだように記憶しています。

確か、千昌夫さんの歌に、『味噌汁の詩』と言うのがあったのを思い出します。
寒い東北で頂く熱々のみそ汁は、何にもかえらないご馳走ですからね。

今夜も、みそ汁が飲みたくなりれましたね。
何やら、台所で、おでんを作っているようです。
今夜の晩酌の肴は、おでんのようです。
ありがたいです。

熱燗とおでんを頂いて、少し温まりたいです。
そうだ、明日も早番かって、今思い出します。
それじゃ、9時前には就寝しないといけません。
少し残念です。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、「たらちね」の一文字草のあら~わが君の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。