''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家のスィーツものがたり 黒豆入りの抹茶の蒸しパン より。

吹石一恵さんと福山雅治さんとの結婚報道に消されたように、「かぶり婚」なる言葉をひっさげて、千原ジュニアさんの結婚報道も、ニュースを賑やかしています。
やはり、おめでとうございます。

千原ジュニアさんと言えば、ジッャクナイフと言わしめた斜に構えたような姿をイメージされる方も多いはずです。
確かにデビュー当時は、何やら曰くのあるような鋭い目をされていましたね。

でも、今ではMCやテレビ番組では、活躍されています。
少し前の携帯電話のCMは、腹を抱えて笑ったものです。
ウィルコムでしたね。
千原兄弟のおかん(母親)と言うのが、出て来て、「大阪からですよね」っていう佐々木の質問に、「京都」出身であることが、ばらされるシーンです。

お笑い芸人が、みんな大阪であるような錯覚があるんでしょうね。
笑いも、言葉も、関西圏では、大きな違いがあります。
その中でも兵庫は、神戸と播州では違いますし、京都も市内と、福知山では、全く違います。

もちろん、京都と宇治を混同されている方も多いです。
宇治は、宇治市です。
生活圏も全く違います。

でも、共通して、抹茶の文化は一緒です。
お茶を中心に、そこは結託しています。
抹茶と言う雅な響きがいいんでしょうね。
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先日嫁が作ってくれたスィーツです。
黒豆入りの抹茶の蒸しパンです。
意外と良い出来でした。
美味いと言いながら、食べていた私です。

黒豆と言えば、ご存知丹波の黒豆です。
兵庫の篠山を思い出される方も多いでしょう。

ただ、丹波と言うのは、京都にはまたがった地域ですから、丹波と言えば、兵庫でなく、京都も包含しています。
もっと正確に言うなら、京都府中部、兵庫県北東部、大阪府北部の地域が含まれる地名でした。

日本にも、こうした複数の県にまたがった旧の呼び名の地域が存在します。
多くは、明治維新の後、複数回の統廃合を経て、今の都道府県になった訳です。
藩がそのまま残り、その長が知藩事と言う名前になります。
その後、県令と呼ばれる役人が、いろいろと明治政府から派遣されるわけです。

ちょうど大河ドラマの『花燃ゆ』の話が、この辺りですね。
後の初代内閣総理大臣伊藤博文も、兵庫の県令等も歴任されています。
大小の乱はあったけれど、クーデターと呼べるような革命があった訳ではないのが、日本の凄い所と言うのか、不思議な所です。

形のあるかないか不明な、帝と呼ばれる天皇体制が、それを可能にしたのかもしれません。
江戸時代にあって、将軍様はしていても、帝の事を知る人は、少なかったはずです。
もちろん、武家当然の素養でしょうね。
でも、一般庶民にいたっては、京都大阪なれば、天子様として、帝の存在も多くの人が知り得ることになっていました。

日本人は、形の無いモノに形を付けるのが好きなようです。
明治政府に移行できた最も大きな鳥羽伏見の戦にあって、幕府軍と長州薩摩軍の勝敗は、決めたのは、『錦の御旗』でしょうね。
そんなものは、存在しません。

それを、具現化したことによって、一斉に、官軍と賊軍に分かれた事です。
勝てば官軍、負ければ賊軍です。
歴史は、常に勝者からの歴史です。

丹波も同じです。
一地方の名前は、価値がありませんが、そこに群がるお金の匂いが、いろいろと買えます。
丹波黒豆」や「丹波松茸」などの丹波ブランドの力は、まさしくお金の力です。
そうなると、どちらでもよかった「丹波」が、京都のモノだといい、兵庫のモノだと言うわけですね。

今や、丹波は両者の地名と認識されています。
丹波が、TANBAになって、アメリカ産の「TANBA黒豆」や「TANBA松茸」などの偽の丹波ブランドも出て来そうです。

これは、架空の話でなく、肉の世界なら、アメリカ産の和牛やブランド牛が存在します。
もちろん、お隣の国では、日本の固有種の品種を勝手に使っている野菜もありますよね。
抹茶も同じです。
大手の有名な外国ブランドが、抹茶アイスを発売されています。
その内抹茶も、横文字になりそうですね。

和食が、世界に発信されて、日本での和食経験がないモノが、和食屋を展開しています。
出汁をとらず、お湯に醤油を入れた出汁が、どうどうと出回る世の中です。
日本でも、一定の基準を作って、本当の和食を広めたいと、認定方式を採られるみたいですね。

そうした偽りの国は、大抵決まっています。
やっぱりなって、感じです。
自国の魅力が薄い国は、こうしたマネと言うより、横取りがすきですからね。

そんな事に憂う事無く、本物の仕事が問われます。
マズけれど、客は来ません。
来るには、何らかの理由があるはずです。

我が家で作ったスィーツの一番の売りは、やはり、添加物の少なさでしょう。
小麦も、黒豆も、無農薬化と言えば、そこまで確証が得られていません。
でも、商品になるような添加物や保存料は、使っていません。
それが、安心の証です。

安心が何より大切な時代になって来ると思います。
広い意味、食べ物も、安全保障も同じです。
国の利益を考えるなら、まず最初に、安心であることを最優先して貰いたいです。

外圧に押されて、国民が居なくなっては、国ではありません。
国家であっても、国ではないです。
その真逆もありますからね。

そんな時は、このパンのように蒸し(無視)して下さいね。
ありがたい時間と感謝して居ります。
ご馳走様でした。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、物事を無視した腹黒い話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。