''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

涼やかな禅語 「清風動 脩竹」で涼を得た気分 より。

暑いです。
そんな言葉の繰り返しに、言葉の響きに暑さを覚えます。
我が家の居間の気温は、32℃です。
湿度は、60%と意外に湿度が高いです。
部屋でパソコンを触るだけで、汗が滲みます。

 

もちろん、玄関から一直線に風が抜けるように、窓は開け放しています。
風が吹けば、涼しいですね。
無風の時には、しばし耐えが必要ですよ。
足元では、さっき120ccのミルクを飲み終えて、まだ寝る雰囲気のないゆうゆうが、居ます。

 

オムツも換えて、お腹もいっぱいですが、むずがります。
何が原因なのか不明です。
湿度が高いので、不快指数が高くなっています。
それが原因なのでしょう。

 

私の膝の上が、愛娘ゆうゆうの定位置になりつつあります。
私にとっての至福の時間です。
やはり、幸せとは心の持ちようですね。

 

貧乏人のヒガミかもしれません。
お金だけがすべてでないのは、周知の事実です。
お金で買えないものも、世の中にはたくさんあります。

 

我が家の平穏な日々の暮らしも、巨万の富と引き換えには、出来ません。
親子3人暮させて貰えるのは、何よりの至福です。

 

長い事、独り暮らしを続けて来ましたが、嫁と暮らし始めて、すぐに子供を授かって、紆余曲折はありましたが、人並の暮らしが続けられます。
神仏のご加護に他なりません。
ありがたいと思って、暮させて貰っています。

 

お金で買えないと言えば、その一つが、子供でしょうね。
知り合いでも、金銭のゆとりはあっても、後に引き継がせる子供のない人も居ます。
授からなかったと言えば、それまでですが、私のように、50歳にして親になれた喜びは、格別です。

 

人様からしたら、子供の成長と同時に不安を述べられる方も居られますが、それはその時になせばいいだけです。
今更、この時点で不安がっても仕方ないです。
案ずるより産むが易しですね。

 

今年の暑中見舞いは、ゆうゆうの写真入りのしました。
年賀状では、とても、管に繋がれた痛々しい姿を、新年の門出の年賀にすることは出来ませんでした。
ですから、にこにこした元気な姿を見て貰いたくて、暑中見舞いにしてみました。

 

いろいろと連絡を頂いています。
ありがたいことです。

 

もうすぐ、土用の鰻ですが、鰻と言えば、めでたいの表現としてつかう、「松竹梅」ですよね。
値段の多寡を、「松竹梅」で表現しています。

 

禅の中では、脇役的な「竹」を取り上げることも多いです。
例えば、「漁夫生涯竹一竿」(ぎょうのしょうがいたけいっかん)も、私の好きな禅語です。

 

少し意味深い禅語で言うと、文中では、竹に関する言葉として
「竹有上下節」(たけに じょうげのふしあり)でしょうね。
簡単に言うなら、「差別の中にも、平等がある」と言う事でしょう。

 

この世の中は、不平等だらけの差別社会です。
富める者もあれば、貧しい者もいます。
社会的に名声のある者もあれば、一市民の者もあります。

 

男もあれば、女もある。
若い人も居れば、年寄りも居ます。

 

それは、社会の中にあって当然の事です。
富める者が、絶対的に、幸せかって言うとそれは違うでしょう。
富める者が、病になれば、それはそれで、幸せとは言えません。

 

何事にも、自分にあった分がありますからね。
どこで幸せかって言うのは、自分の主観です。
それにも絶対観でなく、何かと比べての相対観に於ける位置づけでしかありません。
今あることに感謝して暮させてもらっていると感じれば、これ即幸せです。

 

話を戻って、竹の禅語に、「清風動脩竹」(せいふう しゅうちくをうごかす)と言うのがあります。
脩竹とは、細長い竹の事を指すようで、その細い竹が、風に吹かれてさらさらと音を立てているような情景ですね。
さわやかな境地を、禅語が表現しています。

 

これは、風だけ、竹だけ、生まれる情景ではありません。
風が竹を「動かす」ことで、この一段とさわやかな境涯が作りだされたのかもしれません。
                       (「主婦友社」禅語便利参照)
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少し前に、ゆうゆうの初宮の時に、昼ごはんに使った相生楼のお部屋にかけてあったお軸です。
意味を調べて、暑い時期に、記事を書き記そうと思っていました。

 

暑さもこの時期しか楽しめないと思えば、これまた楽しめます。
汗をかきかき頂く熱い麺類も、この時期格別です。
今日のお昼は、ラーメンにしてみようかと思います。
もちろん、ラーメンには、シナ竹入りにしてみたい気分です。(笑)

 

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

 

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

 

最後まで、ザブングルのギャグみたいに、不平等竹しよう、「悔しいです!!」の話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。