''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

今年の初モノ さつま芋で作った「きんとん」を愛娘ゆうゆうと一緒に頂きました より。

昼過ぎに、北朝鮮の核実験のニュースがテレビで流れました。
先日のG20最中のミサイル発射といい、何やら不思議な国家ですね。
今年の大雨による洪水で、今年の秋の収穫は、激減されるのが予想されます。

6カ国協議を求める為の賑やかしかもしれません。
それ以上に、1回の核実験やミサイル発射で、飢えた国民をどれだけ助けられるのかと思えば、複雑です。

これで、人道的な支援をと言われても、そういう国なんでしょうね。
お隣の国とは言え、国が変われば、人民の暮らしも変わります。

飢饉と言えば、江戸時代には、驚異の一つでしたね。
近くの墓地に、ヒガン花があるのは、飢饉の危機があった証拠です。
ヒガン花は、マンジュシャゲとも葬式花とも言われて、ゲンのいい花ではありません。
しかし、自生している花ではないんです。

誰が植えたことになります。
何のためにと言えば、飢饉の対策です。
ヒガン花には、毒があります。
その毒を抜いて食べる最後の食糧難ですね。

江戸幕府も藩もいろんな飢饉対策をしていました。
その最大の策は、そばですね。
そばは、痩せた土地でも育ちます。
山の中にある藩が、そばの産地と言うのは、こうした経緯があります。

作物の上で、同じ広さで、多くの収穫を出来る作物と言えば、いの一番に「さつも芋」ですね。
8代吉宗公の時代に、青木昆陽が、このさつま芋の栽培を小石川で成功して、飢饉対策の一つとなる作物にと、日本中に広がるきっかけを作ったことになります。

後は、そばも上位の収穫高の多い作物です。
次には、同じ芋でも、ジャガイモですね。
やせた土地でも、作付け出来ますから、日本中で食べられています。

明治に入っても、カレーライスに肉じゃがと言えば、海軍の食事メニューですが、これもジャガイモの位置が大きいと言えます。
それだけ、ジャガイモが、日本中で作られていたことになりますね。

飢饉と言葉を繋げないでも、さつま芋は、日本人にとって好まれる作物です。
お菓子の上でも、スィーツポテト、大学芋と言えば、定番です。

料理上でも、おかずても、スィーツでもないものがあります。
きんとんですよ。
正月の栗きんとんをイメージしますが、さつま芋でも十分美味いです。
イメージ 1

播州の郷里の父が、送ってくれました。
それを、嫁が茶巾で絞って、きんとんにしてくれました。
砂糖は、入れていません。
乳吞み児のゆうゆうが、離乳食に食べられるように、そのままの味わいにしています。

私も、夕飯の最後の〆に、頂きました。
なかなかどうして、さつま芋の味わいが深いです。
香りがいいです。
もちろん、家で作った無農薬のさつま芋です。

多い目に送ってくれたので、蒸し芋にしても頂きたいし、さつま芋ごはなにしても頂いても美味いと思います。
楽しみにしています。

乳吞み児のゆうゆうにしては、人生最初のさつま芋ですね。
私達にとっても、今年の初モノです。
初モノを食べると、長生きをすると言いますからね。
すこしでも、ゆうゆうの為にも、長生きしてやりたいです。

ゆうゆうも、美味しそうに食べてくれていました。
一つ一つ新しい味を覚えて貰って、好き嫌いのない子に育って貰いたいです。
親のささやかな願いです。
ありがたいと感謝の気持ちでいっぱいです。

日々の暮らしの中、感謝して暮させてもらっています。
ありがたいです。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮したいです。

今日も一日、私も世の中も、平穏無事に過ごせますように、祈るばかりです。

最後まで、きんとん雲みたいに、どこかに飛んで行ってしまったような話に、お付き合い下さいまして、心よりお礼申し上げます。