それにしても、開票作業もまたずに、午後8時過ぎに当確を出すのは、自民党と相場が決まっています。
過去の結果を見れば、都議会選挙は、国政選挙の予想した縮図であることが多いです。
このまま、この推測が正しければ、国政選挙にも、大きな影響が及びます。
それにしても、秋葉原での総理の応援演説の最中、「辞めろ」の声は、なかなかありえない風景でしたね。
今回の自民党の大惨敗の敗因は、いろいろありましたよね。
それにしても、下村都連会長の立場が、そのまま幹事長代行としての国政レベルに飛び火するのは、明らかです。
幹事長代行も、辞任すべきでしょうね。
あれだけの失態を演じれば、国会議員としての品位にも掛けますね。
加計学園の問題も、もともとは下村氏の問題であると論じる方も多いです。
ここに来て、政治献金の言い訳も苦しいです。
誰かの記事が書いてあったですが、それこそ、振込にすれば問題はないはずです。
まとめて、現金で持ってくるのも時代錯誤です。
下村氏の元秘書が、下村氏の地盤に、都民ファースト候補として、今回当選していましたよね。
ここまで来れば、いろいろと不都合な事柄が出てくるはずです。
ここは、静かに身を引くのが、自民党の為にもなると思います。
どう見ても、「悪代官」のイメージしかありませんね。
政治家と言うよりは、政治屋さんのイメージも強いです。
豊洲移転の問題についても、政治的な思惑と、それに伴う金銭の問題が、発端ですからね。
政治的な金銭の香りが強いです。
下村氏も一枚噛んでいたのは明らかでしょう。
東京都と言う金銭の油田に湧く税金の使い道が、不透明なままですね。
下村氏も、文部科学大臣(教育再生担当、国立国会図書館連絡調整委員会委員、東京オリンピック・パラリンピック担当)として、メイン会場となる新国立競技場の整備や競技力向上は文部科学省の所管のまま、いろいろと主軸の中心人物の一人ですからね。
しかし、ここに来て、東京都知事選敗戦の責任をとって辞任した石原伸晃代議士に代わり、自由民主党東京都支部連合会の会長に就任したままま、今回の都議選では、歴史的大敗とくれば、政治家としての信頼も崩れます。
現職の自民党幹事長代行としての政治的な調整力のなさを、内外に露呈した結果になり、政治家としての窮地に立っていると言えます。
都政に関して、少しマスコミの前に出過ぎだのが、失敗だったような気がします。
ここという時に、正確な反論も持論も持ち合わせていなかったと言うのが、見ている時の感覚です。
自民党だけではありませんね。
民進党の役目は、すでに消滅したと思っています。
それを予見した都議の中には、都民ファーストに鞍替えして当選した議員さんも居られましたよね。
次局の国政選挙に関しても、嗅覚の効くうごめく風来坊の国会議員の先生も、これぞとばかりに都議戦にも顔を出されて居ていましたよね。
都民ファーストの国政への出馬は、思うようには、行かないと思いますよ。
都民というネーミングが、大阪維新の会の失敗と被りますからね。
小池知事の政局を見る目は、日本新党以来の経験値に行かされています。
当分は、都政に重点を置かれるモノと、信じたいです。
本当に都政を変えることが出来るのか、これからが山場だと感じていますからね。
特定の団体や個人が得をする政治であってはならないし、そうであってもらいたいです。
そう念じるばかりです。