「米朝 戦争の可能性」毎日新聞の記事より。

少し前の毎日新聞の記事が気になっています。
「米朝　戦争の可能性」について、英国王立防衛安全保障研究所のチャーマス副長官の「朝鮮半島での戦争に対する備え」と題する報告書を２７日発表した所によると、北朝鮮と米国間での「戦争が現実に起きる可能性がある」との見解を示されているとの記事です。

ここに来て、ロシアのプーチン氏が4日、北朝鮮の核問題をめぐって、2000年頃に金正日総書記から、「原爆を保有している」と直接伝えられていたと明らかにしたと言う記事を見つけました。

どうも、ロシアのプーチン氏は、国際社会においても、それらを公表せずに、北の核開発を容認したということになりますね。

やはり、ロシアの後ろ盾と技術的な協力を得て、秘密裏に核開発が行われていたことがはっきりしたと言えます。

ここに来て、英国王立防衛安全保障研究所のチャーマス副長官の北朝鮮と米国間での「戦争が現実に起きる可能性がある」が、ロシアや中国とアメリカの調整が出来た段階で、戦争が起きるかどうかの判断になります。

ただ、戦争と言うのは、偶発的な衝突から本格的な戦争に推移することも多いです。
金正日総書記時代には、軍事的な攻撃が現実にありました。

その時は、現在ほど国際的な緊張がなかった上に、直接米国に攻撃される脅威も、水爆実験やミサイル発射の挑発的な行為もなかったと言うしかありません。
今度、偶発的なと言うか、暴発的な挑発から、軍事行動に出るかは不明です。
可能性はあります。

アメリカからの先制攻撃の可能性は乏しいです。
先制攻撃すれば、アメリカの国際社会での非難が強くなります。
するなら、北からの攻撃に乗じて、攻撃するという手段が推測されますね。

それを受けてか、株価の方でも、石川製作所[6208]や細谷火工[4274]の株価の変動が目につきます。
昼のニュースで、いろいろな報道が出ると、株価に変化を見せるのも、現実世界です。

この時期に、こうした記事が出ること自体、思惑があるようにしか感じられませんね。
出来ることなら、平和な解決策を持って、穏便に納めて頂きたいと思います。
朝鮮半島有事になれば、日本も対岸の火事でなく、その戦争の余波がやって来ます。
ミサイルも飛んで来るかもしれません。

杞憂であってもらいたいです。

日々感謝して暮らさせてもらっています。
心の三毒を廃し、心静かに安穏に暮らしたいと念じています。
ありがとさんです。