''かんとうしょうえ''の痛風日記

一病息災と心得て、「よかった探し」をしながら、日々感謝して暮させてもらっています

我が家のランチタイム 嫁手作りのカレーパン より。

昨日の台風21号は、もの凄かったです。
これほど強い風を経験したことが無い程の恐ろしい暴風でしたよ。

お向かいのベランダが、いくつも飛んで来ていました。
我が家の自転車も、風で横倒しになったり、玄関先の庭の鉢が飛びそうになったりと、これまたびっくりです。

お蔭さまで、被害はなかったですが、あれだけモノが飛ぶとは思いもよらない怖い体験でした。
一応家長なので、あの暴風の中、外の様子を見に行きましたが、行って良かったです。
あくまで安全な範囲に居ましたが、それでも知らないといろんなものが、飛んで来たかも知れません。

そんな中、我が家の姫さまは豪快です。
一番暴風の激しいモノ音の中、爆睡していました。
微動だにしませんね。

それから遡ること、2時間程前に、嫁も台風で会社から休みの指示が前日出ていましたので、家にいました。
まだ台風被害のない9時過ぎに近くのスーパーに行って来て、それからどこにも行かずに、籠城状態でしたね。
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朝から嫁が何かを作っていました。
ランチタイムに出て来たフットボール型の手作りパンです。
東芝の石窯オーブンで、焼きました。
中身はと言えば、カレーパンです。

なかなか味も美味しく、上手に焼けていました。
兎に角、家で焼いたので、火傷しそうなくらいに熱々です。
うーん、美味いと台風の最中のささやかな幸せですね。
姫さまは、4つくらい食べていましたよ。

ちょっと食べ過ぎなくらいと思いましたが、それが為に、昼寝の爆睡に繋がったと思います。
とりあえず、被害もなくてホッとしています。
焼き立てのホットと、気持ちのホッとは、掛けたわけではないですよ。(笑)

ほっとと言えば、家の近くまだまだ人情があって、なにかあったらご近所さんの力を出し合っています。
お隣に80歳近くなって独り暮らしのお爺さんが居られます。
っていうか、近所には70歳80歳の方が多いです。

私達夫婦が一番若い所帯と言えます。
先日も、真夜中の11時過ぎに、モノ音と人の気配がして、それを私が手にこん棒して玄関に行って、「何をされています?」と尋ねると「水道屋」だと答えが返ってきたが、こんな真夜中に水道屋が何をされているのかと言う事になります。

お隣が水が濁っていると、呼んだようです。
迷惑な話です。
しかし、その会話を多くの方が、家の中で聞いた居られて、後日になって、「助かりました」と声をかけて頂いています。

刺されたら嫌だと思いながら、家のすぐそばで、深夜何やらされていたら驚きますよ。
50代とは言え、近所で一番若い者ですから、ここは行かないと思います。
腰には、中河内守国助の脇差と言えば、時代劇ファンに受けるかもしれませんが、そんなことしたら、私が銃刀法違反で捕まります。

護身用のアルミのこん棒を手にして、恐る恐る行ったようなわけです。
でも、後で一応警察に通報しようかと思いましたが、こんな真夜中にパトカーが来ればもっと大事になりますからね。

ここは、情けをかけましたよ。
よく言うように、「情けは人の為ならず」と言いますが、これは情けをかけてはいけないと言う事ではなく、情けをかければ、回りまわって自分所に帰って来ると言うのが、本当に意味なんですよね。

学生の時に、知っていましたので、知らないと情けをかけて行けないと言う意味に、考え違いしていたのかもしれません。
「情けは人の為ならず」と言えば、三遊亭圓窓さんの落語「叩き蟹」を思い出します。

日本橋で、餅屋が餅を盗もうとした子供をつかまえて折檻しようするところから始まります。
そこに止めに入った年老いた旅人、わけを聞くと、病気の両親に弟たちを抱えて、手が出てしまったと云う次第です。
ここで、旅人が餅屋のおやじを諭しますが、言う事を聞かず、自分が代わりに代金を出すと行った所までは良かったが、生憎持ち合わせもないと来たので、この旅人が大工道具を持ち出して、代金のカタとして何かを作ります。

この作ったのが、小さなカニです。
このカニを煙管で叩くと、横に歩くわけです。
この餅屋で、餅を買うと、一回叩かせてくれると言うので、行列の出来る店になって、この餅屋が大流行りします。

それから二年後に、旅人が餅の代金100文を払いにやって来るわけです。
カタの叩き蟹を返そうとすると、そのまま餅屋の持ちモノになり、その子供はと聞かれてる、この店で奉公されて貰っていましたよ。

ここで、「情けは人の為ならず」の本当の意味を説きます。
名前を聞かれると、もちろん、名人・左甚五郎と言うことになります。
圓窓さんの語り口調が、よく合った噺です。
人情話に弱いので、うるっと来ますよね。

まだまだ人情は捨てたものじゃないですね。
ご近所さんにも、2歳児ゆうゆうは愛想よくさせています。
ご近所さんは、愛娘ゆうゆうを大変可愛がって下さいますし、いろいろと教えて頂いて助けてもらう事もあります。
ありがたいことです。

日々の暮らしの中、心の三毒を廃し、平穏無事に暮らしたいです。
神仏に手を合わせて、感謝して暮らさせてもらっています。
ありがたいと感謝です。